最近の七尾旅人の音楽は、自身の内面に迫るものではなく、ほとんどのものがここにはいない誰かに向けられている。もっぱら貧困や国籍をめぐる問題が語られているが、神の視点に立つのではなく、あくまでも個人的な…
>>続きを読む「彼は僕の友達 あれは僕の弟 彼はわたしの彼 あれはわたしの子」
彼は今の危うい日本を憂いて、いつの日か数十年ぶりに一人目の戦死者となるであろう自衛官(もしくは兵士)の兵士Aの扮装をして、…
レビュー400本目の記念?に、初めて準新作じゃない物を取り上げます!そもそも劇映画でもないです…。filmarks、やるな!
『兵士A』
七尾旅人、初となるライブ映像作品「兵士A」。断髪し、1人目…
今日はお休みだったので、時間と心に余裕があるときに観ようと思っていたこれを、満を持して鑑賞。
175分という長尺、そして題材が題材だけに休憩を入れつつ一日かけて観るつもりでいたけど、どんどん引き込ま…
七尾旅人のライブの記録映画。
「今」の戦争を感じさせる、音楽のような演劇のようなパフォーマンス。
戦争って、つい遠い昔のことと思ってしまうけど、今の時代の音楽や生活とともに表現すると、こんなにも現実…
映画館より、だだっ広い倉庫の壁一面に投影したい。めちゃめちゃめちゃめちゃ大きく投影して観たい。そしてその壁にぴたりと寄り添ってみたり、自分の影が映りこむように歩いてみたり、したい。
つまりなんだか、…
今年のスクリーン鑑賞初め三本ハシゴの3本目はアップリンク渋谷の≪見逃した映画特集2016≫から、一緒に観に行った片腕ファルコンさんのお勧めで本作をチョイス。
上映時間が175分と、ほぼ3時間もある…
近い将来出るであろう日本国憲法制定以来初の戦死者「兵士A」に向けた七尾旅人のライブ映像。
その時が来る前に、その時の感情を体験させられた。
「兵士A」は、あの可愛い僕の甥っ子かもしれない。これか…