戦争未亡人が、焼け跡の大阪で生き抜く姿を描いた溝口監督作品。夫は戦死、息子は病死。会社勤めで秘書となり、社長の愛人となるが、妹と再会、一緒に暮らし始めるが妹も社長の…。怒りで娼婦に身を堕とす田中絹代…
>>続きを読む田中絹代の演技はすごいがミスキャストすぎる。田中絹代の素朴さや奥ゆかしさは、理不尽な運命に翻弄されながらも健気に生きる女性像のときに輝くのであって、男1人取られたくらいで自暴自棄になるような役柄だと…
>>続きを読むうわぁドロドロ…これぞ溝口。「薄幸」だけど「芯が強い」というのはヒロインの条件だということを体現している絹代たん。ラストのリンチシーンは、女同士の戦い史上でも屈指の熱さ。溝口、ホントに女が好きで嫌い…
>>続きを読む夫の死後、房子が秘書という仕事に就けたのに娼婦という道を選ぶのは妹の社長の愛人という座を取られた女のプライドからなのか…。
「男という男に病気移して復讐したるねん」というセリフがめちゃ刺さる。
パン…
2025映画初め。
これは結構すごいと思ったなぁ。
ラスト、女が女を痛めつける、直接的な暴力を目の当たりにして、それを見ていた女たちがこらえていた本心を抑えきれなくなる。酷い現実を受け入れるために…
間違いなく新年一発目に見る映画ではなかったがすごい映画
戦後すぐに撮られたということを考える、人が死ぬこと、警察に捕まること、死んだ子供を産むこと、こういうショッキングな出来事がかなりあっけなく描…
田中絹代やべし‼️最近の映画は"やけくそ"状態に置かれた人間はそもそも登場しなくなった、描かれなくなったと思ったね。田中絹代のやけくそ演技は、これぞやけくそという荒くれの様でまあ焼き付いてしまう。
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