病気になって鼻がもげて骨が溶けてどろどろになって片輪の子供産んで…田中絹代の叫びはパンパンの残酷な面を浮き彫りにするけれど、それを言わせてるのが男性というのがまた残酷なんだよね…売る方の心情を描きは…
>>続きを読む無防備に自由と幸福求め彷徨う、復讐で残るのは穢れ果てた自分。ラストシークエンス、ローアングルから坂を降りて通りへのダイナミズムなショット。そして瓦礫の中、取っ組み合い狼狽する女たち、壊屋ステンドグラ…
>>続きを読む教訓的な説明台詞が登場人物を通してくどくど語られる。溝口健二監督、戦後になって迷走していた頃の作品だろうか。
主人公が買春を始める理由もよくわからない。夫、病気の子供と死に別れたのだからもう養わな…
溝口健二監督、田中絹代主演。
戦後間もない時期、GHQによる占領下にあった時期に製作された作品。
占領下の日本において映画は、かなり制限されていたという。
自由の国・アメリカに占領されながら、バチ…
田中絹代(大和田房子)
高杉早苗(君島夏子)
角田富江(大和田久美子)
永田光男(栗山謙造)
村田宏寿(病院の院長)
浦辺粂子(ポン引きのおばさん)
毛利菊江(古着屋の女将)
大林梅子(大和田徳子 …