塚本晋也監督と評論家の松崎健夫さんのアフタートーク付きの回で鑑賞。
私が生まれた頃は日本の敗戦から20年が経過していたのだけど何処かで傷痍軍人の物乞いの人を見た記憶がある。あれは母の実家があった京…
焼け野原になった敗戦国日本🇯🇵
戦後の日本を舞台に
戦争孤児の少年の視点で
暗く、混沌とした世の中を映し出す。
野火を観た時も感じたけど、
舞台セットのような撮り方で
すごく作り物感を感じて
気に…
「終わった」というのは、常に終わらせられる余裕のある者、あるいは終わらせられる「強さ」がある者の台詞なのだろう。終盤に叩きつけられる、自らの「人間」を決定的に変えられてしまった人の叫びは、浮わついた…
>>続きを読む戦争は終わった後も人をどれだけ苦しめるか生々しく伝わってくる。少年の瞳が美しい。趣里が嬉しそうに少年の服を縫う場面、少年が怒りはない大人のような顔でもらった教材を置いて去る場面が心に残る。この映画を…
>>続きを読む©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER