木の葉の里の長じゃないよ。
タイトル通りで戦後直後のまだ濃く残る戦火の影。その中を3人の人物を軸に一筋のストーリーではあるが、群像的に描く。
人物ごとでオムニバスの様な仕上がりになっていて、立場…
家族を戦争で亡くした女性(趣里)は、終戦直後の闇市で、半分焼け残った小さな居酒屋を営みながら一人暮らしをしていた。彼女はそこで体を売って生きながら、戦争の絶望から抜け出せずにいた。一方、家族を空襲で…
>>続きを読む戦争映画は何本か観たけど
戦後の闇を描いた作品は観たことがなくてショックがあった。
子役の男の子があまりに良くて驚いた。眼差し、心の傷、生き抜く強さ、関わった人に対する優しさ。その演技は心を打つもの…
非常に良かった。無駄が無く、淡々と描かれて戦後というものを美化することもなく、かといって必要以上に悲惨に描くこともなく、そうただ淡々と。
この作品が戦後何年の設定かは明確になってはいないものの、…
坊やの目が綺麗でそれがすべて
森山未來のあたたかみと危うい感じが混じり合った雰囲気に完全にもってかれた
こういう映画はなんとなく日本ならではな感じがする
闇市のシーン
「坊や しっかり生きてね」の言…
店で3人で過ごしていた場面ではどこか心細さが。「神様がまたもう一度私に旦那と子供をくれたと思うたんよ」と言葉を聞いた時は苦しかった。坊やの真っ直ぐな目。あの目で見てきたものを想像するだけで胸が痛む。…
>>続きを読む1945年8月15日に終戦を迎えて、「はい、戦争は終わりました」ではなかったことを突きつけるような作品。
戦争の傷跡は深い。
深淵を覗くような子役の子の目がすごかった。
女と、ずっと一緒にいられれば…
教科書でもあまり語られない戦後の過酷さ。
趣里さん、あんな声を荒げることもできるのか…ドラマでしか見たことがなかったので。目力も凄かった。
安定の森山未來に、子役が…これは子役がすごいよ…
最後戻…
それぞれに戦争の傷を抱えた3人の男女の話。
映画の前半は、女の居酒屋に復員兵の男と孤児の少年が集まる様子が描かれます。
奇妙な共同生活を送る事になる3人は疑似家族的にも見えるものの、焼け焦げた痕の…
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER