塚本晋也さんの監督、脚本作品。
舞台は戦後すぐの設定。
PTSDという言葉を知ったのは、ハリウッド映画でベトナム戦争の帰還兵の話の作品からだったが、よく考えたら日本軍の方が兵士に相当な無茶をさせて…
相変わらず塚本晋也は器用だ。
何でも自分でしちゃう。
予算が少なくても、
セットやロケ地、撮影方法を工夫して世界観を作り上げてしまう。
鉄男から何も変わらない。
映像はコントラスト強めで、
真横…
ホラーなんかより怖い目をした趣里の演技を観ることが出来る。凄い映画です。
こんな邦画あっただろうか?戦時中を描いたものは沢山あると思うが、戦後、しかも戦争のPTSDはアメリカではよくテーマとされて…
森山未来のこれで戦争が終わったってシーンがすごく印象的だった。
終戦て言ってるけど、ほとんどの人は終わってないんだなと。現時点でも囚われて抜け出せない人もいるんじゃないかな…
趣里の居酒屋のシ…
家兼店で売春斡旋を受けていた趣里ちゃんとこに、盗みを働いてるらしい子どもと出征帰りの男がいつく。
男はPTSDに苦しんでいた。子どもも危ない仕事をやらされていて怪我する。趣里ちゃんは病気になり、この…
2023年、日本、戦後ドラマ。
前半は小さな居酒屋に住み体を売る女(趣里)と戦災孤児の少年、復員兵の青年とのいっときの関わり。
後半は上官への報復を抱く復員兵の男(森山未来)と少年の道行とその結果…
あんまり伝えたいことよく分からない。
孤児の子が自分が盗みを働いたおっちゃんのところでめげずに皿洗い頑張って、ご飯とお金をもらってたところは少しウルッときました。
自分に優しくしてくれた売春婦の…
役者がすごい。趣里も森山未來も…なにより子役がすごい。
前半、趣里の場面は常にあの煤けた店でタイトルの如く、炎に照らされてるような赤い光が印象的。暑いのか、汗ばんだギラついた肌、憎しみ悲しみ怒りに…
メモ
戦後を描いた作品。
戦争はだめと思った、とか今に感謝したいと思ったとか上部だけの言葉を綴るつもりはないです。だって映画とかでしか知らないんですよね私たちの世代は。と言っても世界中で戦争は常に行…
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER