戦災孤児の目を通し終戦後の心の傷を描く。画を観て感じ考えさせる映画。役者の表情が手が間が全てが監督の思惑通り同じテーマを考えさせようとする。趣里さんも森山未來さんも流石だ。子役の塚尾桜雅くん上手いよ…
>>続きを読む伸ばした手は遠く
掴むこともない
震える
あの星を喰らうまでは
一息で消える
温もりは
宵の淵に横たわって
手向けても花は花
咲く程に哀しい
数えないで
眺めているだけなのに
溢れて止まない声は…
ほかげ(火影)と聞くと、NARUTOのイメージが浮かんでしまう自分もどうだかなぁと思いながら、改めて意味を調べてみた。すると、「火の光、灯火」と「灯火に照らされてできる影」どちらも表しているらしい。…
>>続きを読む終戦直後に生きる人々を描いた作品。
あらすじを読んで、娼婦を軸に動いていく物語なのかな、と冒頭思いながら観ていたがそうではなく、ひとりの戦災孤児の負の成長譚だった。
登場人物皆が戦争によって人生を狂…
上映後、塚本晋也監督の舞台挨拶付きで鑑賞。戦争が終わっても終わらない暴力の連鎖や生涯消えることのない心の傷をうまないために戦争を始めてはならないという、監督の言葉が胸をつく。
少年役、塚尾桜雅くんの…
間違いなく、ここまで切先を研ぎ澄ました、刃物の様な作品を作れるのは塚本晋也監督以外にはいないだろう。
限られた予算内でという留保がついて回るのが、とても口惜しいが、日本人としてこの様な作品を、記憶…
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