このレビューはネタバレを含みます
映画、メディアかつアート。
分け隔つものは薄いヴェールにすぎないが(cf.明確なライン)、闇に覆われぼんやりと孤立させられる。女性のクローズショット、瞬きのうちに連れ去られ、網膜の裏に痕跡のみが残…
切実な作品 寄り添ってくれる、の言葉では足りないくらい、この作品の存在が、光だ
憤りに任せて、勢いだけで作ることに終始してしまってもおかしくないような道程を、丁寧に描いていて、尊敬という言葉で形容し…
(色弱にとってモノクロであることの安心感、それはさておき)曖昧な輪郭が捉える光の、光の周辺の美しさ。
ぼくが今信じたい文化芸術の力が、ここにありました。映画でしか残せないものが、映画だからここまで…
“『私たちが光と想うすべて』のパヤル・カパーリヤー監督が2016年にインドで起きた学生運動への弾圧を描いたドキュメンタリー”
映像のコラージュ
Lの手紙のデッサン
女性ならではの繊細な視点
が印象…
インドのこと何も知らなすぎる。
結構重い課題を取り上げるドキュメンタリーなのに、作家性の強さから、かなり美しい。いつもは脚本おもろくてなんぼ主義だけど、この監督の作品に触れると映像芸術としての映画と…
美しく静かで激しい。
手紙の書き手の女性が、保守的な恋人に幻滅していくのと同時にインドの諸問題が浮かび上がる。
彼らが乗り越えられるかどうかわからないが、少なくともこの映画学校から素晴らしい女性監督…
©Petit Chaos – 2021