今年日本公開の「私たちが光と想うすべて」が本当に素敵だったパヤル・カパーリヤー監督のデビュー作。
ドキュメンタリーという触れ込みだったが、幻想的な映像コラージュと、創作と思しきモノローグに彩られたユ…
「私たちが光と想うすべて」のパヤル・カパーリヤー監督による2021年に発表した長編ドキュメンタリー
フィクションとドキュメンタリーを自由自在に行き交うスタイル。
おとぎ話のような詩的な美しさとカース…
パヤル・カーパリヤー監督によるフランス・インドのドキュメンタリー映画
明るいインド映画を観ることが多かったので、真摯なドキュメンタリーは新鮮だった
この作品は、インドの公立大学制度への讃歌という…
【隠された暴力性の世界にも素敵な物語は存在する】
■あらすじ
第77回カンヌ国際映画祭でインド映画史上初のグランプリを受賞した「私たちが光と想うすべて」のパヤル・カパーリヤー監督が、同作に先立つ20…
「歴史は支配者によって記される」原則に対抗しうる、映画というアートフォーム。「L」が映画編集者である設定が象徴するように、映画においては歴史に相対する個人の記憶・体験を表現することができる。白黒はっ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
インドの国立映画大学で学ぶ学生たちの運動に対するモディ政権の弾圧。途中で離脱した恋人に対する手紙に綴られたのは、国内に根強く残るカースト制度と、ヒンドゥーナショナリズムの抑圧…何も知らなく楽しかった…
>>続きを読む©Petit Chaos – 2021