『火の鳥 望郷編』のアニメ映画。
ちなみに手塚治虫による原作の『望郷編』は出版されるたびに加筆訂正が繰り返されたバージョンの多いことで有名なマンガだそうです。それもちょっとの修正ではなく大幅にカット…
望郷の話?
にしても故郷が2つあると自分がどこに落ち着いていいのか、一方に住むと決めても片方に未練が残ってしまう。
あとロミに化けた個体は、商人に対してなんらかの処置をしたのかが気になった。
め…
原作全部読んでいる方々にとっては
サプライズで後半ずっと泣くと思う。
天国の手塚先生、ご覧になられていたら、
きっと先生は笑顔になられると思う。
微笑まれると思う。
最高でした。
脚色という勇…
うん、さすがにね。そのまんま映像化できないのは仕方ない。むしろ安心した。
しかし当然ながらロミというキャラクターの神話性はほとんど消えてしまい、そこそこのSFに落ち着いてしまった感がある。
火の…
大枠は望郷編をなぞっているけど、映画用に端折ったりしていた。
近親相姦が不味かったのかゼブがいない。
無機物惑星あったのは良かった。
特にラストは原作とは大分異なる。
が、これも火の鳥でみかける時期…
ロミの思い出の中でしか見た事がない花。
どんな物にでも姿を変えられる彼らがその姿を選びロミの帰りを待っていたエデンの光景。
ロミにとって残った望郷はエデンだけなんだと、観ていた自分も強く感じる瞬間で…
本当に95分?3時間くらいあの世界に居た気がする…そのぐらいの密度と濃度。
大事な冒頭部分。幻想的なアニメーションに対して現実に戻されるような俳優の声。国語の授業で誰かが教科書を朗読させられてい…
火の鳥望郷編のアニメ化。ただしそのままアニメ化すると、現代の倫理観にそぐわない部分がある。だから改変されることは予想出来た。原作の魅力を損なわない程度に改変するなら、今回が最善のような気がする。ラス…
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