このレビューはネタバレを含みます
主演のレア・セドゥが本作品でも魅力的でした。
三島由紀夫の『豊穣の海』のように三世因果の中で流転しながら続く、ガブリエルとルイの実らぬ恋?、関係?を描いています。
未来(2044)、過去(1910)…
どうでもいいフランス映画かと思いきや、びっくりするほどの怖さをはらんだSF映画でした。未来的な感じであるけど自分の前世の記憶にダイブして、解き明かしていく感じはとても斬新で面白い。無駄な感情は排除し…
>>続きを読む近未来は感情が不要になる話だと聞いて、「感情なんていらないよね!ディストピアに見せかけたユートピアだー🥳」と勇み足で観に行ったら全く思っていた内容と違った。
初見じゃ理解が難しいタイプの作品なので…
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『ジュテーム、ジュテーム』と『アルファヴィル』のことを思い出した。
1910年
ガブリエルとルイは明らかに惹かれあっているが、ガブリエルが既婚者であるという事実を重んじて感情を抑える。理性的判断に…
©Carole Bethuel