ヘンリー・ジェームズの短編を大胆に脚色した近未来的な愛と存在の探求の物語。
夢と現実、記憶とAI、理性と獣性が交錯する、非常に実験的で詩的な作品でした。レア・セドゥの演技がとにかく圧巻で、時間と空間…
久し振りに難解な映画でした。
しかも2時間26分と長かった〜!
過去のトラウマを浄化する過程で、何と前世まで遡ったから話がややこしい。
展開される映像が突然変わって、はて?これはいつの自分?って…
2044年、AIによる管理社会において人間の感情は不要とされ、単純作業でない知的な職業に就くには感情を消去しなければならなかった。
セッションを受け入れたガブリエルは、トラウマの源泉となった1910…
ベルトラン・ボネロの『火の鳥』。どう足掻いても愛が報われない不幸なレア・セドゥが『火の鳥』の猿田。過去現代未来に「人形」が関わっているのもロビタっぽい。
現代編がハーモニー・コリンっぽい切り取り方を…
AI中心の近未来で感情の消去を迫られた女性は前世のトラウマの数々と対峙する。
2044年、2014年、1910年の3つの時代とシチュエーションで反芻されるロマンス。
前衛的で難解。
が不思議と惹きつ…
2025年映画日記100
.
人間の感情は不要と考えられるようになった2044年。孤独なガブリエルは有意義な仕事を得ようと、“感情の浄化”を決意する。その処理中、彼女は自分のトラウマの源を探ろうと前…
©Carole Bethuel