日本の熱い日々 謀殺・下山事件の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』に投稿された感想・評価

壮大なロマンの前では真実すら無粋

熱苦しい仲代達也の演技が作品のトーンに嵌っていて良い
4.0

1981年に敢えて事件があった60年代前半に制作されたかのようなモノクロ映像が効果的に心に突き刺さる。事件の背後にあるものの恐怖を痛感させるラスト仲代達也の表情が凄まじい。女子社員も含めてビールを飲…

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ぴよ
-

(35mm)
そもそも複雑な事件なのに、その周辺を拾うような話しかなく、登場人物もバラバラと現れるので映画としての軸を失ってしまってる印象になってしまった。

ラストの地下鉄でドイツ映画みたいになる…

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目
4.0
怒りを感じるー
線路のところの蛙の音がよかった東京も昔はあんな音したんや
サヨク映画の人間の描かれ方は紋切り型でどうもね‥ 大滝秀治が車に乗り込む時の悪人面作りすぎで吹いたw
観てる方もデモに参加してそうな、オッサンおじいさんばかりだったw

白黒映画なのが逆に迫力を感じる。
同じ監督の日本列島が面白かったので、こちらも視聴。仲代達矢の熱量がすごい。大滝秀治の悪そうな目。俳優の演技力に圧倒される。
この時代の記者は今と違って信念に基づいた…

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4.8
2023年の再見8本目。 初見から11年。 久しぶりに見る熊井監督で、もうド迫力でした! 俳優陣では、今回は、隆大介さんって演技力あったんだ、と失礼な感想を抱きました(笑)。
3.6

松本清張の『日本の黒い霧』を読んだのは、かなり昔のことになる。
そのとき初めて、帝銀事件、松川事件、下山事件を知った。これらは戦後すぐ、占領時代に起きた謎の事件で、背後にGHQの影があるとする内容だ…

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矢田喜美雄「謀殺・下山事件」を菊島隆三が脚色、熊井啓が監督した力作。「下山事件」を題材にした映画、書籍の多くは興味深いものが多いが、本作は製作時点で分かったことを盛り込んだところが成功している。柴…

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前から観たかった作品の1つ。
最近、松本清張の『小説帝銀事件』を読んでその事件の翌年に起こった下山事件を元にした本作を思い出し、このタイミングで鑑賞してみた。
同事件を題材とした山村聰の『黒い潮』よ…

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