松川事件の作品情報・感想・評価

松川事件1961年製作の映画)

製作国:

上映時間:162分

ジャンル:

3.5

『松川事件』に投稿された感想・評価

不服な決定でも、裁判で決められたことはどこにも訴えられないのが辛い。すごくもどかしくなった。

淡々とした舞台演劇と言う感じ。
それでもストーリーは「す〜っと」頭に入ってくる。
非科学的な判決、日本にもこういった熱い時代があった。
宇野重吉と宇津井健が引き締まっていいな。
最後は学生運動のよう…

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法廷劇は思ったよりは観れた。
いちいち野次馬がうるさくてそれにイライラした。
松川事件の、再現劇映画。取り調べが密室なので、再現という表現方法を選ばざるを得ない。山本薩夫の労作。
「アメリカがやつて共産党の所為ニした」と昭和天皇が語ったとされる戦後最悪の冤罪は警察も検察もグルか。

戦後の国鉄怪奇事件の一つ(下山事件・三鷹事件)、1949 年8月17日国鉄東北本線松川駅〜金谷川駅間で列車脱線、機関士3人が死亡する事故が発生、東芝松川工場,国労の左翼分子による犯行として線路工の少…

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A
-
めっちゃ面白いし音楽が不穏すぎ
観終わったあとどっと疲れたけど一見の価値はある
圧倒的善の宇野重吉、そして怪演炸裂の西村晃
MASU
3.1
後半は裁判の傍聴を疑似体験できる

実際の裁判記録から裁判を再現しているそうだが、当時の状況や冤罪を負った人たちの必死さがよく伝わり、非常に観る意義のある作品であった
まあまあ。最後の裁判官への追及にはさすがに興醒め。

2012年DVDで再見。最初に見たときは高裁判決での被告と裁判長のやりとりが嘘くさいと思っていたが、本当にあったやりとりだと知りびっくりした。
Gocta
-
1949年に福島県で発生した列車脱線事件である松川事件の裁判の様子を描いた映画。面白く観れた。

冤罪事件の判決がいかに恣意的なものであったかを徹底的に描いており、事件の異常性を訴えるには十分。

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