#136 昭和100年大会
封切り以来の再鑑賞。
『黒い潮』同様、主人公が新聞記者なので、どうしてもドラマの推進力が、いまひとつ弱い。
仲代達矢の芝居も、いま観ると、かなり過剰で、すこし疲れる。
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GHQや日本政府、果ては朝鮮戦争まで絡んだ"国鉄三大ミステリー事件"と呼ばれる「下山事件」を描いた映画
81年製作ながらモノクロ、また60年代当時の資料映像を交えつつテンポ良くストーリーが進む
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1949年に起こった国鉄総裁の轢死事件を、新聞記者の視点からドキュメンタリーのように描いた作品。熊井監督らしい社会派映画。白黒映像が時代をうまく表現しており、差し挟まれる実際の映像と相まって日本の戦…
>>続きを読む事件の時代が時代なのと映像が白黒なのが相まって、結構昔の映画なのかと錯覚しているところにうら若い役所広司が出てきたせいで余計混乱した。
詳細は知らなかったため、他の大事件や朝鮮戦争と繋がっている線が…
1981年に敢えて事件があった60年代前半に制作されたかのようなモノクロ映像が効果的に心に突き刺さる。事件の背後にあるものの恐怖を痛感させるラスト仲代達也の表情が凄まじい。女子社員も含めてビールを飲…
>>続きを読む(35mm)
そもそも複雑な事件なのに、その周辺を拾うような話しかなく、登場人物もバラバラと現れるので映画としての軸を失ってしまってる印象になってしまった。
ラストの地下鉄でドイツ映画みたいになる…