日活、モノクロ、風刺ドラマ
出演者、山村聰、津島恵子、左幸子
滝沢修、東野英治郎、河野秋武、信欣三、安部徹
柳谷寛、清水元、伊沢一郎、石黒達也、小笠原章二郎、田島義文
下元勉、芦田伸介、下條正巳、浜…
激渋ブン屋映画。
国鉄三大ミステリー事件の1つ、国鉄総裁が列車に轢かれた?!の「下山事件」のスクープ合戦を描く。
日本版「大統領の陰謀」みたいに淡々と世論が喜ぶ・飛びつく記事でなく新聞の売り上げに影…
▪︎下山事件〜三鷹事件をベースに描く新聞記者モノ。井上靖原作、監督主演が山村聰。
▪︎当時の〝蒸しに蒸す夏の夜〟といった描写、新聞社内の仮眠室(二段ベッドがズラリ)のセットなどがリアル。山村聰が呼…
このレビューはネタバレを含みます
山村聰1本目。俳優としては2本目。
冒頭の機関車に轢かれるシーンを当時どうやって撮影したのか気になった。
下山事件を全く知らなかったので、わりと終盤までミステリー要素もある映画だと思いながら観ていた…
国鉄総裁下山事件、戦後日本の闇とされる事件の一つ。事件発生直後から真実を追い求める新聞記者役の山村聰が辿り着く果てにあるものは…。
井上靖原作を、俳優山村聰が監督も務めたドキュメンタリー的な作風だが…
下山病がまた再発するぅ😱
「下山事件」関連本は全部には目を通していないが、いわゆる平成の三部作は読んだ。下山検定があれば2級ぐらいだと思っていたのだが。。
自殺か他殺か 本作ではそこに焦点は当た…
「下山事件」を新聞記者の視点で描くドラマは、松本清張の他殺説と異なる自殺説で切り込んでいく。もちろん真相は藪の中だが、下世話な思い込みによる報道への苦言が盛り込まれている。松本清張と通底する "見え…
>>続きを読むラスト、送別会での鋭すぎる問題提起と闇の街に消えて行くところが印象的。
アメリカならスピルバーグが撮っていそうな「大きな逆境に対して少数派の側にいる人間がそれでも信念を曲げずに進み続ける」型映画で…
黒い潮
まさに黒い潮のタイトルにふさわしい内容だった
有名な下山事件をベースにしているため真相は闇の中だが、この映画の本質はそれらの範疇に治ることなく報道の問題、ひいては真実に至ることへの難しさを…