シンプルにいうなら とりとめのない映画ではあります。
でも嫌いにはなれない感じ。
登場人物たちが交わすあいまいなコミュニケーションって、実際にありそうでなかったり、なさそうで思い当ったりして。
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邦画特有の「何も無い・・・事も無い」を洗練された形でやってて大変よろしい。
嶺豪一は本当に「豪一」という感じがして良い。
「メーカーに手書きの文章を投書」っていう完全に時代錯誤な設定も「ワンチャン…
何か見ていて不思議なこそばゆさがある、心地よい映画だった。あずき輸入量激減とあずきアイスの危機という映画の前提が観客に告げられるのが、登場人物のセリフでもテレビのニュースでもなく、噺家によるあずきを…
>>続きを読む今現在映画を人並み以上に見ている人の作品がどれも同じような題材で同じようなものを描いているのは、現代ナイズドされすぎというか、そもそも映画をやたら見ること自体がデカダンスという気持ちにさせられる。停…
>>続きを読む優れた映画はその一形態として、夢に似る。私は10代の家出少女ではないが、昨日今日会った知らない誰かの呼びようのない会話を寝ているふりして聞いてしまう状況は、知らない土地で誰かの家に泊まったときか夢の…
>>続きを読むなんか不思議な映画だった。一番自由でクリアな時間。
ほとんどの人が、この映画みたいな時間になんとなく経験あるだろう内容で、この映画を起点に、観た人それぞれの記憶へ転じて、トークショーの内容だったりパ…
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