赤いモフモフの上着が、彼女の仮初の「母親」生活と現実のそれとを何とか結びつけようとする。破綻するのがわかりきった嘘でも、今だけはそれが「本当」なのだと信じたい、無鉄砲だが切実な祈りに泣きそうになる。…
>>続きを読む思わずついてしまった嘘に、自分が誰よりも振り回されてしまう。嘘を突き通すために奔走する主人公はいろいろなシーンで気まずい顔をしていた。ひやひやするけど、どこかで可笑しみがある。
綱渡りの擬似的な三…
第6回映画批評月間にて。
助産師をする主人公が3年付き合った彼と別れ、その日に親友から妊娠したと打ち明けられる。親友の出産をサポートしていたときに、ワンナイトの男性と再会し、ちょっとした嘘をつくと…
序盤、好きな映画の予感!と思っていたのに、途中からはもう、「歓喜」はどこ…?私は「歓喜」を観にきたんですが…?という気持ちで鬱屈としていた。
男のことを好きになれなかったが最後の最後で救われた。結…
自分が最愛の人と別れを告げた日に妊娠が発覚した親友。私も世の中の幸福の総数みたいなもんは常に決まっていると思ってる派なので感覚としては分かるが流石にそれを身近な人物に押し付ける事はしない(それをする…
>>続きを読む淡々とした語り口、ナレーションはじめ人物を一定の距離を持って撮影する姿勢に感動。 簡素な画作りで古典的な演出を執りつつも所々挟まれるズーミングが良いリズム感を出していて、この監督の味になっており面白…
>>続きを読む© Mact Productions - Marianne Productions - JPG Films - BNP Paribas Pictures