現JR(国鉄)労組が製作した、保線区員とその妻のドラマ。監督は主演兼任の左幸子。
ドラマは昭和の古典的なドラマ、頑固オヤジ、耐える妻の構図。しかし、ドキュメンタリー映像を駆使し、また、遠景に実際の…
女優の左幸子が生涯で唯一監督を務めた1977年の作品である。
70年代の日本を色濃くフィルムに刻んだ映画で、風景はもちろん、市井の人の姿や声がふんだんに盛り込まれていてそれだけでも面白い。とこ…
左幸子の初監督作ということで見た。前夫、羽仁進の影響があるのか、ドキュメンタリー的な演出を加えてあり、そういう意味では当時斬新かもしれない。ただテーマがあまりにも思想を押し付けるようなもので、どうも…
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