故郷の作品情報・感想・評価・動画配信

「故郷」に投稿された感想・評価

社会派面した山田洋次は信じ難いほどつまらない。ドヤ顔で原爆ドーム映すのやめませんか。原爆ドーム含め、インサートみたいな映像が挿入されることでカットの繋ぎがギクシャクしている。なんだか口の中の水分を全部持ってかれるクッキーを食べてしまったような感覚だ。じゃあ田舎の清貧な生活をドキュメンタリックに映し出しているかと言えば、運石作業を固定で延々と捉える度胸もない。マジで何もない映画だった。
coco2ir3

coco2ir3の感想・評価

3.5
山田洋次監督の民子シリーズ第二作。
家族構成はほぼ変わらぬが、舞台は広島県呉市。
工業化の波に押され、苦悩の末廃業を決断するまでの葛藤を描く人間ドラマ。前作同様、現地住民の出演でドキュメンタリー風に描かれているため、より現実的で忙しない作品に仕上がっている。渥美清の出演時間が増えたことは嬉しい。
山田組多数主演の山田洋次監督作品。
『家族』に次ぐ【民子】シリーズ第2彈


今回は広島県 安芸郡 倉橋島 大向の港町が舞台。

山で崩した岩や石を捨てる海上ダンプカーの様な『石船』のオンボロ船を切り盛りする夫婦が 時代の流れから廃業に追い込まれて行く物語。

瀬戸内海の美しく過ぎるロケーションに当時の呉造船所や尾道、港町の風景に、人情味溢れる素朴な人達。

民子の機関士免許取得やお祝いの船上での思い出…。
じっちゃんと孫娘の別れ等、他にも泣き所たっぷりな演出の全編反則的作品。

いや~こりゃダメだ~。
こんなもん、中年以上のおっさんが観たら絶対泣くヤツ…。


特に今回はメインキャラの渥美清先生と笠智衆先生の滲み出る暖かな演技は日本人の遺伝子レベルに訴えかけてくる懐かしい優しさ…。

そして山田監督って、ほんと優しい監督だよな~沁沁

更に1971年は本作と『男はつらいよ』2作の合計3本も撮ってるってのもびっくりだ!😲
一

一の感想・評価

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島に暮らすある一家がやむにやまれず転職を決意して島を去るというただそれだけの話で、ある一家が故郷を離れて新しい土地へ向けて日本を縦断をするロードムービーだった『家族』を反転させて大体それと同じようなテーマを同じようなキャストで語っている。終盤で井川比佐志が「なんでワシらは大きなモンには勝てんのかいのう」と目に涙を溜めながら吐露するが、『男はつらいよ』シリーズの合間に『家族』『故郷』を作っているこの時期の山田洋次が映画作家として言いたいことってホントにこれだけなんだと思う。それが不思議と今こうして観ている僕の胸にも迫ってくるし、何なら比佐志と一緒に泣きました。佐藤勝の音楽のせいだろうか。エセ・ノスタルジーを刺激される危険な作品。いや素晴らしいんだけど。
精一に怒鳴られ敷居を退く松下さん。たまらず追いかける民子。後日見舞いを兼ねて詫びに訪れる精一にあっけらかんとした寛大さを見せる松下さん。この渥美清演じる松下さんは全編通して本当によかった。脇役でありながら絶対不可欠な松下さんが光っていた。
とにかくカメラワークが最高過ぎる。
人情やドラマももちろん良かったのだけれども、過去にあった哀愁の一つでしかない印象。
船長から労働者になるという、故郷を離れなければならないという悲壮。今に生きている身からすると交通の便も多様化しているしSNSで連絡はすぐに取り合えるし、寄り添える部分もあるのだけれども、心の底から登場人物たちの様には感じられない。
感覚でそうなだけなのであって理解はできると思うけどね。

ひとつひとつの演技や倍賞千恵子の素敵なオーラがムンムンで郷愁感が半端ない映画。
工場見学の後に二人でご飯食べている時に半分食べなと言って自分のおかずを夫に分けてそれを笑顔で覗き見ている奥さんのシーンが印象に残った。

物語内の会話や雰囲気が凄まじくて、その頃を体験していなくても感じられる焦燥感や安心感があるのは本当不思議。なぜ見た事もない昔の画面でここまで懐かしく恋しくなるのか。どこかに憧れがあるのかもしれない。

とにもかくにもカメラワークの凄さ。セリフはなく島の要所要所を様々なアングルで映したり、ただ働くシーンが続いたりするのが多くて、見ていて気持ちいい構図ばかり。
渥美清と喋っている時のローアングルと抜けた空が本当にクール。
ただただ画面が楽しい!というカットが多くて、個人的に大満足。
そのフィルムを伸ばして壁に飾りたい。

船のシーンもかなり多くて、生っぽさが頭に残る。
カットとカットの間が静かで心情を映している感覚。そしてそのカットがまた情緒的でじんわりと心に染み込んでくる様。

そこまで多く昔の邦画を見ている訳ではないけど、その頃の邦画はカメラアングルや構図やデザイン部分が達者だと感じる。今の邦画もそういうのはあるのかもしれないが、あまり感じられない。

めちゃくちゃ良かった!
2020年151本目
今までの都市部への人口集中、コロナによる地方移住、今見ると壮大な物語に感じる。
mugcup

mugcupの感想・評価

5.0

民子三部作、二作目。

瀬戸内海の美しい景色。
美しい景色を美しく撮るというのは
案外に難しい気がする。

画面越しでも伝わる瀬戸内海の美しさ。
実際に見たらもっともっと素晴らしいのでしょうね。
体感するというのはとても大切な事なんだろうな。

今作は渥美清さんが良い。
笠智衆さん然り
本当に、味のある俳優さんだねぇ。
観ているだけで泣けてきちゃうよ…
Okusan

Okusanの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

石船とゆう職業に知れた!
 海の仕事に憧れるなあ!
時代の波に呑まれ、埃たかき仕事に終止符を打つ姿は、寂しいの一言。   
 しかし今は逆で島に戻る人が多いのかな?  と思う!
浮き草

浮き草の感想・評価

4.5
渥美さんの掛け替えのなさ。起用したかった、という監督は大勢いるのだろうな。

服を巻き込まれて手の怪我をする博さん。そのまんま男はつらいよだ。

「人情の違い」。

船長さんじゃなくて労働者になってしまう。

仕事や地域が入れ換え可能になっていく直前の話か。町を出るときに町の人がたくさん見送りに来るような世界がついこの間まで確かにあったのだな。50年前はかなり昔か。人間の社会がこんなにも隔絶していていいのか。
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