LGBTQならではの心の複雑さをうまく表現しているように感じて、そこが作品の豊かさ、面白さにつながっている。愛はステロイドもそうだけど、単純な性的マイノリティの解放ではなくその二歩三歩先を描いている…
>>続きを読む2025年203本目
生々しい同性愛のシーンが多くてちょっと苦手意識はありつつも、洗練された構成や脚本には感心した。黒人のドラァグクイーンが白人の男からのヘイトクライムを受けるというスタートは、善…
ドラァグクイーンのジュールズは、その装いのまま買い物に出かけるも男達にからかわれ、襲撃されてしまう。
月日がたち、復帰もできないまま家で過ごすジュールズだったが、ある日襲撃してきた男・プレストンと遭…
このレビューはネタバレを含みます
ジュールズの葛藤は然るべきもので、愛おしいと思っていても、あの恐怖は消えるものでないし、ジュールズのその日の気持ち次第で想いが揺れ動くほど不安定なものだろう。
プレストンはバレたら身の破滅なのかもし…
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