ラオスからタンザニアへ。僧侶からムスリムへ。そして象から山羊へ。アピチャッポンかと思いきや「2001年宇宙の旅」へと飛躍する前代未聞の目を閉じて観る転生シネマ。この素敵な集団トリップ。年末にヤバい体…
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とても繊細でアーティスティックな作品。
映像が切り取る画面も、
映像の写し方も、
物語の構成までもすべて。
もし映画館で観るチャンスがある人は
ぜひ映画館で観ることをおすすめしたい。
このポス…
転生シーンは指示通り目を瞑った。
なんか凄い色々な意味で歪んだ解釈の概念を映画として浴びせかけられた感覚。概念的なものを言葉と光と音に変換しているのでちゃんと映画と言っていいと思う。本当に変。
映…
アピチャッポンというよりは台湾あたりの映画を思い出しながら観てた。
転生の部分はまぁわからなくもないが、身体的な反応に頼るのではなく映像で見せてくれてもよかったのでは。「彷徨える河」とかまさにやって…
水は何処とでも繋がっていると思わせてくれる。
この作品の信じられないような絶景も今、確実に存在して、繋がった空の下、風が吹き水が流れ、植物が呼吸しているという事実が力をくれる。
スタイルがあれば映…
本当にたまたまタイミングが合い、しかも曖昧な「気になってた気がする…?」という予感だけで観た。が、観られてよかった。
あまりに画が美しいのでそこだけでうっかりいい気分になりそうなところを、言葉が繋…
『 #サムサラ 』( #Samsara )
比類なき傑作。
映画体験というものが、陳腐な言葉に聞こえてるほど。
セリフ以上に“音と光”にあふれ、それらが私たち観客を近くて遠い地へと運んでくれる。
…
レビューが難しい。前半のアピチャッポンを思わせるラオスの死生観を表した映像は美しく、修行僧の少年と地元の少年が見た、ジャングルの奥地の滝で魂がふと抜けかかるような幻想的な光景が素晴らしく、息を飲んだ…
>>続きを読む第一部のラオス編と第二部のタンザニア編の間に位置する瞑想の光については正直想定内というか、第一部の流れから予想できてしまったのでこれに何か面白さは感じなかったのだが、第二部で舞台が丸々代わり(カメラ…
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