6/23 上海国際映画祭で上映を観た。
忍足亜希子さんが演じる母の存在がとても印象的だった。
吉沢亮さんのキレイさ美しさが、ストーリーで浮いていたのが残念。
上映は満席で、涙を流す中国人もいた。
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劇場で観なかったことをひどく後悔した。
音のない世界とある世界のコントラストがラストシーンにのみ出てくることで一気に世界が2つだったことを知る。泣きそうになるのは大が置かれてる状況というよりも、母…
海外版のコーダ作品と比較すると派手さや明るさが違うけど、これは日本のコーダのお話だからそれこそ「らしい」と。
突出した環境でも話は淡々と進んでいき(淡々とという表現は主人公のやるせなさやあきらめやイ…
明子は、聴こえない大の言葉を、聴こえたとしても意味のわからない大の言葉を聴こうとすることで、聴こえなくても大と関わりつづけようとすることで、世界と自分をつなげようとする。
大も、自分が黙っていれば…
おそらく意識的に視覚に力が注がれていて、映像が美しかった。
第三者と触れ合うことで忌み避けていたものを客観視できて、自分を振り返ることってある。
マジョリティの善意は、場合によってはマイノリティの「…
耳が不自由な両親から生まれた子供をコーダと言うそうですが、
原作はコーダの五十嵐さんのエッセイ
「ろうの両親から産まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を
行き来して考えた30のこと」が元になって…
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会