校庭とプール、真夏のギラギラな太陽、これみんな少なからず通ってきた光景だよなぁ、、と、見終わってから砂埃ジャリジャリ感がまとわりつくような感じで席を立った。
それくらい懐かしみ溢れる作品だった。正直…
高校演劇の傑作の映画化。
女子高校生たちが創り上げた世界を、山下敦弘監督が映画として新生させる。
夏休み、プール授業の補習として呼び出されたココロとクミ。水の無い砂溜まりのプールの掃除を命じられる。…
高校演劇発の映画ということでは、大傑作だった「アルプススタンドのはしの方」に比べちゃうと少し可愛そう。
確かに物語としての起伏は少ないが、あまり急激には進展しない、そのドヨンとした物語のあちこちから…
LGBTQLGBTQ言い過ぎててむしろ差別しているように聞こえる昨今ですが
水の入っていない高校のプールで女子高生達がひたすら話し続けるストーリー。それぞれが抱える葛藤や悩みを徐々に吐露していく様…
多くの監督がラストカットには拘るというので、映画を観る時にはこれがそうなのではと当てるのを楽しみながら観ているが、当てることが出来た作品は監督と観客の想いがシンクロする作品として大きな満足感が得られ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アルプススタンドがバチ良かった記憶があるので鑑賞。
脚本としてはリアルな女子高生の悩みを描けているんだろうけど自分はそこに接点がなかったのであんまりわからんかった。
舞台挨拶のお話を聞いてちゃんとわ…
作風は『アルプススタンドのはしの方』と近かったが、断然こちらの方が好きだった。自らが女性であることに向き合い、苦悩し、そして答えを出すことができない。真摯に描いているな、と思う。ラストの宣戦布告の爽…
>>続きを読む©︎『水深ゼロメートルから』製作委員会