元来アヴァンギャルドな安部公房作品を映画化する。しかもこれだけある意味抽象的すぎる話(箱をかぶって、社会や人々を見つめる生き方をめぐる物語)を、こうやって具体的な事物とアクションに置き換えるという、…
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見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある。
箱男は他者から見られることはなく、一方的に覗くことができる存在である。ただし、ずっとその立場にいることはできず、いつでもその立場は…
安部公房のアンチ・小説の映画版
小説を書く、読むという物語を映画を撮る、観るという物語に置き換えて石井岳龍らしくバイオレントな勢いとインディー魂で貫いた
元気な石井岳龍(聰亙)を観れて個人的には大満…
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