どんより暗い街並み、静かに寒々と陰影深い情景が原作小説「ほんのささやかなこと」のムードそのままだが、映画は更に重く沈んで、もっとサスペンスフルだった。
手についた石炭、コートに吐かれた唾、這いつくば…
終始暗くて、ずっと緊張感がある。
みんな薄々気づいている恐ろしいことから目を背け、自分たちには降りかからないように、一生懸命娘たちを“まっとうな”人間に育てようとする。
ビルの手洗いのシーンが印象的…
かねてより観たいと思っていたが、ようやくWOWOWにて録画鑑賞。
これはアイルランドのカトリックと国家の歴史的事実を知ってから観た方がより深く味わうことができるかもしれない。
劇伴はなく、冒頭に2…
今年公開されて、気になっていたものの例のごとくうちの地域では公開されず、近所のミニシアターで公開されたのは4ヶ月後ぐらいでスルーしてしまったけど、WOWOWオンデマンドでおそらく最速配してくれたので…
>>続きを読む物語の終わり方に強い余韻を感じてハッとさせられた。
美しい街並み。
陰鬱な空。
同じ映像の焦点を変えるロングショットが印象的。
原作未読なのでビルの生い立ちや、ビルが出会う被虐待児であろう子供と…
WOWOWオンデマンドで見つけて、キリアン・マーフィか主演だったので、何の気なしに鑑賞。いや〜、なかなか重たい作品だった。恥ずかしながら、こんな施設があることを知らなかった。「マグダレン洗濯所(Ma…
>>続きを読む<凄惨な暴力でなく、支配による暴力を描く>
1985年のアイルランド。石炭商のビルは配達先の修道院で、そこに身を置く少女から「ここから出して欲しい」と懇願される。行き場のない若い女性たちが苦しんで…
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