このレビューはネタバレを含みます
ネタバレあります。
この映画に、私が長らく悩んでいることへの答えがあるかもしれないと思って、新宿武蔵野館の最終日に観に行った。
それは、「人を助けるとはどういうことか」
私は宗村と同じ業界に…
本当に久しぶりに質の良い邦画インディーズ作品に出会えた。
西原さんの素晴らしい表情演技が光っていた。
内に閉じ込めてしまう人のディテールがおそらく過去一番繊細に描かれていたように思う。
イトウハルヒ…
『善意と尊厳』
粛々とヒトが抱く尊厳の大切さを描く佳作でした!
生活保護を受けることを権利だからと当たり前に受け入れるヒトばかりでなく、情けなさや恥ずかしさを感じ、申請することに躊躇いを感じるヒトが…
とても心に残る映画でした。
ある家族と、その周りの人たちが、それぞれの立場で懸命に生きている姿が丁寧に描かれています。
紋切り型の演出ではなく、静かに淡々と物語が進んでいくのに、決して退屈するこ…
言葉が見つからない、とはこういうことなのだろうか。容易な言葉では感想が書けない、辛いけど最後には一筋の光が見える作品。
生活保護、介護、貧困、入水自殺と、ある実話を元に作られた、終始緊張感と重たい…
2025/11/02鑑賞。
「大変でしたね」
生活保護関係の映画の中ではダントツですごい。
表面的な不正受給問題やスティグマの問題などではなく、もっと人間の深いところにある気持ちを丁寧に描き、…
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きっとケン・ローチは褒めてくれる。
社会のシステム。
その手のひらは大きいけれど、
指の隙間から静かにこぼれ落ちてしまう感情がある。
僕はこういう“ほころび”に鈍感だ。
ケースワーカーの
「支え…
トークショーあり。
個人的にはイトウハルヒさんが素晴らしかった。
内に秘めた葛藤なのか過去なのか思いなのか
そんなものが感じられて感動した。
生活保護を受給しながら生活できるよう支援していく施設…
スノードロップの花言葉の裏の意味、人が人を支える限界にきた時のひとつの結果が描かれていた。情けとは、かける側にはなりたいものだが、かけられる側にはみじめさがつきまとうもの。みじめと感じる矜持が残って…
>>続きを読む支援する側とされる側。
この映画は、その間にある“壁”を描いている。
互いに理解しようとする、悪気なんてない、わかってはいるけれど、
結局は立場が違えば本当の意味ではわかり合えない現実を静かに突きつ…
©クラッパー