私をもたらす鳥、という設定が面白いな、と思って観たんですが、まさかこんな泣くと思わなかった…
余命僅かな娘チューズデイの死を受け入れられない母がデスを介して死を受け入れ、立ち直る話、と書けばそれま…
誰もが避けて通れない「死」を、「デス」という鳥で視覚化した発想が斬新。娘を失いたくない母親ゾラの行動が引き起こす奇想天外な展開が、娘の死への受容に繋がっていくあたりが非常に良く出来ていると思った。J…
>>続きを読む命の終わりの時、最期の声を聞いて死を授けに来る鳥。
難病のヒロインのもとへ最期の声に呼ばれて訪れるが、彼女の話を聞いてほんの少し死を先送りしてしまう。
少女が母親にお別れを告げたらそこで使命を全う…
少女が母から死を連れてくる鳥へと逃げる話かと思ったら、母と娘の死をダシにした和解話だった。母、めちゃくちゃ出てくるし伸び縮みするし、吐くし鳥殺すし、変なとこでキレるし、正直あまり好みではない。でもチ…
>>続きを読む最初はホラーかと思っていたが、想像よりも遥かにユーモラスかつ感動的だった。
生物である限り抗えない死という概念が、
社会/道徳的に必要なシステムであるということを初めて理解したように感じた。
死者の…
コレは妄想です(DEATH)
ラストの展開で、母親の様子を見に来たDEATHは母親の死にたいと言う願い、娘の元に行きたい願いをDEATHは余裕で叶える事は出来たんだけど、娘のチューズデイの願いを大事…
もし死期が迫った時、眼の前に死神が現れたらあなたは何を思う?
多くの人はその瞬間に恐怖や悲しみを覚えると思うが、往々にしてその感情の本質には向き合えていないのだと思う。母親のゾラも娘の命が残り僅か…
最初から見事に世界に引き込まれた。
死を恐れる人の声が渦のように鳥の耳を覆い
それに従って人々の前に降り立ち、肩翼を振り下ろす。
やがて彼の耳に届いた今にも途切れそうな声に導かれ少女に出会う。
…
面白い!
A24作品らしい、想像のナナメ上を行くぶっ飛び具合。
でも、死にゆく娘と残される母とのとても良い話だった。
あの死の鳥の役目が死を告げにくるっていうより、病気や負傷による死に切れな…
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