U-NEXTで「ラストサマー」の関連作品として出て来て、キャストの豪華さに驚き興味を持ったので鑑賞。
「スクリーム」「ラストサマー」のようなホラー映画ファンなら誰もが知っているシリーズに名を連ねることも出来なかった事も納得のそこそこ酷い仕上がり。
キューピットのお面を被った殺人鬼のビジュアルと殺人後に何故か鼻血を流すという癖(へき)にはインパクトがあるものの、殺人鬼の正体の意外性とかストーリーの捻りとか全く無し。
本作制作後に一番ブレイクしたキャサリン・ハイグルの使われ方が「スクリーム」のドリュー・バリモアそのままという安易さよ。
悔しいのが、それでも、他にもデニース・リチャーズやらマーリー・シェルトンやら、TVシリーズ「ボーンズ」でブレイクするデヴィッド・ボレアナズといったビジュアル面で目に優しいキャストを揃えられてしまうと、やっぱり最後までついつい見てしまうという・・。
まあ、B級、C級ホラーはそれが醍醐味の一つなので仕方ない。