主人公2人の関係性がJUMP作品にあるようなライバルであり、親友であり時に嫉妬し憎みながらもお互いを高め合っていくのが観てて痺れた。
究極の芸術に辿りつくには様々な代償を払わなければいけない。国宝…
光を浴びる舞台の上で、
彼は「人」であることを許されず、
「芸」であり続けた。
喝采は熱く、拍手は激しく、
けれどその音の裏側には、
埋められない孤独が潜んでいる。
愛した人の笑顔も、手を伸ばせ…
諸行無常、盛者必衰。移り変わる世の中で芸を極めて、人間国宝になった人だけが見られる景色ってどんなに美しいんだろう。たっぷり歌舞伎と、役者さんたちの努力、2千円ぽっちで見せてもらっていいんですか!?と…
>>続きを読む迫真の歌舞伎シーンを魅せるための絵巻物的な映画であり、登場人物の心情や関係性を掘り下げたり会話の重なりを描いたりすることは最初から目的としていないと理解した。
せめて、女性の気持ちにならねば女形は演…
本物の歌舞伎を見てみたくなるほど、引き込まれる圧巻の映画だった。人生に苦労してきてる人ほど泣けると思う。1人の男の人生を見ていく映画で、人生を3時間で描けるものかなと思っていたが、深く、悲しく、そし…
>>続きを読むとにかく演技が素晴らしくて、3時間が全く長く感じられなかった…
血を持つ者、持たない者それぞれの辛さがあって、俊介がもっと嫌な奴ならこんなに苦しくないのに、とも思った。
芸を極めるために悪魔と契約し…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会