任侠一家に生まれた喜久雄。15歳の時に抗争により父を亡くした喜久雄は、その才能を見抜いた上方歌舞伎当主・花井半二郎に引き取られ歌舞伎の世界へ飛び込む。そこで、半二郎の実の息子として生まれながらに将来…
>>続きを読む簡素な言い方をすると、芸を極めるなら他のことは全て捨てなければならない、と言うことかな。
まさに神社で悪魔と取引きした内容通り。
ある意味では、創業社長が誰を次の社長にするかと言うことと似ているかも…
6月6日の封切りから、7月28日までの公開53日間で、観客動員538万人、興行収入75億円を突破‼️
そんな話題の『国宝』を今更ながら鑑賞してきました✨3時間という長丁場に躊躇してたんですが…これは…
ただただ圧倒された。
観終わったあとの余韻が抜けない。
俳優陣が演じる一人一人の人生を見せつけられ、ぶつけられたような感覚。
特に吉沢亮さんと横浜流星さんは魂を揺さぶられ、終始鳥肌が止まらなかっ…
究極のメソッド演技である「女方」に焦点を当て、生まれた時から人生をかけて”役を演じる”ことを強いられる歌舞伎の不思議な世界に圧倒される。
伝統とは?役者とは?血筋とは?
吉沢亮の怪演を観ながら、さ…
吉沢亮さん演じる喜久雄を中心に、色々な人の生き様や想いを見つめ続けた約3時間。
歌舞伎に対する知識が無い自分は、「歌舞伎とは」を体感しつつ、ただただ目の前に広がる世界に圧倒されていた。
どの場面…
国宝』、文字通り「魂が震える映画」でした。
始まった瞬間から終わるまで、一気に引き込まれ、気がついたら泣いていて、気がついたら終わっていた。あっという間だったけど、濃密で深い時間。
一番泣いたのは…
やっと観ました。
公開後、1カ月経っているのに、満席。スゴい。
・
芸事に何かしら関わる人って、
ある意味、酔狂な人間だろう。
そもそも普通ではない(と思っている)世界だし、
そういう意味でリアルで…
とっても素晴らしかった....!
主人公の人生の駆け上がりぶり
そして、転落ぶり、そしてまた...の
流れを見ながら、業欲に生きることって
実は美しいのかもしれないと
なんだか自分も未来を憂いるこ…
ある意味それぞれに、持つ者と持たざる者だった。
なんというか形容し難くて、喜久雄も俊介も抱えている物ゆえに衝突もあったけど、
回り回って2人がまた同じ舞台に立てていたことがほんとうによかった。
…
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