『越後奥三面―山に生かされた日々』デジタルリマスター版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『『越後奥三面―山に生かされた日々』デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

4.2

 1984年。抜群に素晴らしい映画だった。新潟県の山奥にある42戸、人口200人にも満たない小さな、そしてダムの底に沈む予定となっている村の四季を、行事を、生活を、人々の営みを捉えた記録映画。
 ド…

>>続きを読む
塩
4.0

熊狩りの様子が興奮した!ゴールデンカムイやプロミスト・ランドの世界
ニヘイゴハン!!心臓焼きましたッやり始めるかと思った
思いっきし生活空間で熊を捌いてたけどあれも撮影クルーのためにやってくれたのか…

>>続きを読む
えむ
-
新潟 高田世界館にて

新潟でみれたことが
よりよさを増幅させてくれた

生きるために生きてる人たち
穏やかな大雪の中で囲炉裏を囲んでいるような安心感に包まれて、うとうとして、半分寝ながら観てた。どこまでも美しいなって。でもこんな暮らしにもう戻れないんだろうなって。
3.5

四季の様々な儀礼、儀式を忠実に記録された生活誌。

ぜんまいを採るため小屋に10日間泊まって子供達も手伝うぜんまい休み。船に家族全員で乗って小屋に向かうのだが、犬と猫も乗せて行くところがよかった。

>>続きを読む

ドキュメンタリーのようだ、という情報のみで観にいった。
正直何回かうつらうつらしてしまったのだけど、それがなんだかとても心地よくて贅沢な時間だった、というと制作者の方々に申し訳ないのだけど。

三面…

>>続きを読む
a9722
3.9

家の前にだんごさし
正月は松、これは同じだな
熊狩同行への反対、村人の意見はその通りであった
ゼンマイ小屋、ゼンマイ狩りのための10日間の休み、猫も同行
よく見る茶色になったゼンマイを作るのにあれほ…

>>続きを読む
ぴよ
5.0

私たちが既に失っているものを思い知らされる。哲学的ですらある。

ゼンマイ採りの一家やお供え物に向かうおばあさんの姿に心を打たれてしまった。

「権」という言葉の生々しい緊張感。

猫や犬のインサー…

>>続きを読む
たった40年前の人々の暮らし。
人知れずなくなってしまった集落、伝統、儀式、文化。どれだけ沢山あるのだろうかと考えさせられた。素晴らしい記録映画でした。
観て本当に良かった。

佐藤真『阿賀に生きる』と双璧であり、こっちの方が一年の流れを余さずに描く事実陳列的な演出で、すこ(とはいえ、上映後トークで、あえて古いやり方を再現してくれという注文をするなどの作為性もあったのこと)…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事