ジャック・ドワイヨン、「ラ・ピラート」と同じ84年作品。本作はドワイヨン作品の中でも、口当たりが良いとは言えない。先妻と暮らしている娘を連れだしての旅も、ビデオカメラに思いをぶつけさせる痛々しさとな…
>>続きを読むVHSレンタルで、久しぶりに(何度目かの)再見。1984年の作品。
今回たまたまピアラの『パパと呼ばないで』(1995年)と続けて観たが、ともに崩壊した家族の姿をえがいている。個人主義な男が、性に…
見捨てられた子どもが、そう安々と父親と親密な関係を築けるはずもない。愛は一方通行で、「家族」は形式でしかないのがジャック・ドワイヨン映画。ドワイヨンを見ているとわかってくるが、この機能不全に陥る家族…
>>続きを読む特筆して面白いかと言われたら、正直微妙だけど、父親が“どんな物語とかよりも娘がフレームに大写しになっているそのショットが1番俺は感動できる”っていう趣旨の発言をした瞬間、この映画監督は映画を信用して…
>>続きを読む「泣きしずむ女」のあとにみると、幼児だった娘が高学年に…勝手に続編としてみてしまう。相変わらずさまざまな女の間を、退屈した心携えて彷徨う男はサミーフレイ。現妻はベルトさん(白い素敵なトップス着なくな…
>>続きを読む父と娘の旅、仲睦まじい親子のロードムービー。
とは行く訳もなく、
徐々に浮き彫りになっていく、微妙な親子関係。
情緒的近親相姦とも言えるような朧げなる艶めかしさと朧げなる悍ましさを帯びて、父娘の旅は…
VHS買ったので数年ぶりの鑑賞🎉
南フランスからスペインへ、不器用な中年男と10歳の娘とのロードムービー♬.*゚
冒頭から思春期真っ只中のビノシュが激しい。連れ子は家出、妻と喧嘩、ローラースケートで…
エマニュエル(サミー・フレー)は妻のマーラ(ジュリエット・ベルト)に、剃刀が見当たらず、またマーラの娘ナターシャ(ジュリエット・ビノシュ)の仕業だと怒り、揉める3人。
ナターシャはブチ切れて家を飛び…
おっさんと幼女の映画って大体苦手。(例外はペーパームーンぐらい)
この映画も、大好きなサミー・フレイが出てなければ到底ツラかった。
しかしそれでも、彼が年端の行かぬジュリエット・ビノシュに覆い被さ…