今だったらオールスター映画になりそうなほどの豪華出演陣なのがよかった。
/鶴田浩二演じる親分が死にかけた池部良さん演じる兄貴を介抱している斜め横で健さんが戦ってるの面白い構図だったな。
親分が…
8.昭和残俠伝 吼えろ唐獅子 1971
佐伯清監督
村尾昭脚本
昭和の初め 前橋
雨の中傘を被って足早に歩いていく二人の男。
秀次郎は寄せ場を出てから黒田一家に草鞋を脱いでいた。
文蔵と一緒に川勝…
「旅人ってのはな、サイコロの目と同じよ。草鞋の脱ぎ場所ひとつで、勝負が決まるんだ」
「兄貴。俺は黒いカラスを白い鷺だと言われても、はいそうです、で押し通してきたんだ」
「あんたの作るものには心がある…
「黒田!…死んで貰うぞ!」クソ痺れる〜!健さんにコレ言われちゃ待つのはブッタ斬られる死あるのみ…そして旅先で一宿一飯のお世話になる場面での立ち振る舞いがいちいちカッケ〜!任侠界の作法なのか、ご飯お代…
>>続きを読む今どきの映像手法からすると陳腐な作りかも知れないが、健さん、鶴田浩司、池部良が揃うとなんでもかっこいいし、渋い。
言葉の前に顔、表情でというよりは目で演技する、そんな役者はもういない。
どれも同じ展…
親分に女を取られた松方弘樹が金沢に逃走、草鞋を脱いでしまったが故に不本意ながらも松方を追う健さん、スジを通す為に尽力するも仁義もへったくれもない黒田の親分の無体に遂にブチギレ、お馴染み足を洗ったはず…
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