このレビューはネタバレを含みます
2025年いちばん楽しみな映画だった。世界陸上を見入ってたおばあちゃんと公開初日の朝一に駆け込んだ。
躍動感のあるオープニング、動きも音もこだわりしか感じられない本編、スクリーンに向かって腹の底か…
仕事終わりの21時から疲れた状態で鑑賞。
溢れ出すアドレナリンで全て吹き飛んだ。
開始10秒でガッチリと心を掴まれる。
劇場の静寂と、100mが生み出す緊張感がハマりすぎていた。
財津のスピーチ…
なんのために、100mを走るんだろう?
これは100mに限らず、例えば絵に熱中したり、勉強に熱中したり。
一見「そこまで頑張ってなにになるの?」って思われることに対して、人によって色んな答えがあるし…
100mに人生をかける…。
噂にたがわぬ傑作だった!100m走を走る意味から、人生の意義へ。シンプルながらも哲学的で、そして人間らしさ溢れるキャラクター陣にすっかりどハマり。最後のレースに向けた思い…
100m走という競技で生きる人間達の、『何の為に走るのか』という自己葛藤と、その結果導き出す極限的な答えに、強く魅せられ、かつ自らにも問い掛けるキッカケになる作品になった。
100m走は個人戦で自分…
以下、宇宙人の僕が映画を観た感想。
🏃簡単にまとめると……
🔸チ。の作者である魚豊先生のマンガが原作
🔸100m走を通して観る哲学映画
🔸ロトスコープを採用
🏃ここ好きポイント
🔸魚豊先生特有の…
©魚豊・講談社/「ひゃくえむ。」製作委員会