田舎町で1人の医者が病気を治そうと奮闘する人情喜劇。ウィル・ロジャース三部作の一つ。
印象的なシーン
・駅に入る列車 降車客はいない
・日曜の教会帰り ジャネットの夫の墓
・ジョーの足の麻痺を診…
郵便、電話、新聞が狭い街に網の目を張り、その網の中でくだらない与太話が繰り広げられる
その中で唯一ブルのみが家々を動き回る
(例外:腹痛の男「僕が死んだら悲しいでしょ?」「僕が家族に嫌われたら嫌で…
ドクター・ブル
冒頭の字幕で説明される人物像から町での評判がかけ離れすぎていて職業上の倫理を守る事と自己犠牲について考えることになる
おそらく原作から人間関係の描写を省略しすぎている部分が多い
コ…
80分足らずでこの満足度。おそらくほぼはじめて見る町医者ものだがやはり面白い、というかほぼムラ社会もの。自分の家族の病気が治らなかった腹いせか未亡人と仲が良いというだけでブルをヤブ医者呼ばわりして追…
>>続きを読む職業人が職務を全うし奇跡を起こす映画なわけだけど、それこそドライヤーとかターナーとかと異なり、けたたましくクラクションを鳴らしながら車で町内に報告しにいく感覚がフォードらしい。汽車に乗りこむ別れの場…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/04/30
お人よしのウィル・ロジャーズが町の人の世話を焼く『プリースト判事』と似たような話だが、本作では好き勝手に陰口を叩く住民が敵対者として描かれる。噂話が…
街のために20年間も頑張ってきたけど、時代の流れもありヤブ医者扱いされちゃうところが切ないのよ。でも、フォードがそんな切ないだけのままで終わらせるわけもなく、しっかりと娯楽映画に仕上げてくる。しっと…
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