騎兵隊の作品情報・感想・評価

「騎兵隊」に投稿された感想・評価

大傑作。終盤、コンスタンスパワーズの2つのクローズアップの美しさ。
シズヲ

シズヲの感想・評価

3.6
空をバックに騎兵隊のシルエットが行進するオープニングを始めとし、陰影や奥行きを効果的に取り入れた秀逸な映像が繰り返される。騎兵隊自体も相当の人数が動員されているだけあって、馬に跨がって行軍するという単純な所作だけでも一種の迫力にも溢れている。それだけに銃撃戦や馬のアクションといったスペクタクルな場面の見応えは圧巻。ジョン・ウェインやウィリアム・ホールデン、コンスタンス・タワーなどの役者陣による人物描写も印象に残る。脇役もコミカルな面々が多くて好き。

人物間のドラマが中心になっているだけにストーリーそのものはごく単純。カットやアクションで盛り上がる場面はあっても展開で盛り上がる要素は薄いので、話運びはどちらかと言えば退屈。ジョン・ウェインのキャラクターも最後まで頑固で強引な面が目立っているので好みが分かれそうな所。個人的には中盤から素朴な男気や弱さを見せるのもあって、あの気難しい性格も何だかんだでニクめない。登場人物達の関係性や卓越した映像の数々も相俟って、じんわりと味わいを感じる作品。
シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0
凄く美しいカットがたくさん出てくる。
メイドが死んだ後のコンスタンス・タワーズのシーンとかやばい。
至極の縦ショットの数々。
コンスタンス・タワーズの屋敷の扉、
ジョン・ウェインが過去語りを打ち切ってグラスを吹っ飛ばすシーン、
南軍の大砲目掛けて走る騎兵隊、
そしてラストの橋の爆破!
dude

dudeの感想・評価

3.7
物語としてはいまいち熱くなれないが、人間も馬も沢山出てきて単純に見応えがある。コンスタンス・タワーズが馬に乗って柵を飛び越えたりしていてかっちょいい。
イシ

イシの感想・評価

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「捜索者」のときも思ったけど、ジョン・ウェインが上から目線のヤンキーをやってるときのフォードはそんなに心に響かないかも。がさつさに甘えてるのはカッコよくない。
米国ソウルがフルなときのヤンキーなら、主人公たちに懐の深さと強さがみえてカッコいいなと思う。
騎兵隊かっこいいよお〜〜
苦手だったジョン・ウェインにやっと慣れてきた気がする、単にハワード・ホークス監督の使う彼が苦手だっただけなのかもしれないけど
南軍補給基地を叩くため敵地深くまで進軍するマーロウ大佐率いる北軍の様子を軍医との対立や南部の婦人との恋や南軍少年兵との衝突など様々なエピソードを交えながら描いた作品
小さな波が細かく映し出される湖。オープニングは美しい影絵のような騎兵隊の行進なのだが、影に限らず、馬が走ることで吹き荒れる砂埃もまたフォードにとって奥行きを表現するための道具である。フォードは美しい自然を撮り続けたが、そこにはまぎれもないフォード的な絵(風、青い空、砂埃、馬)が記されている。単なる偶然の産物である「自然」ではない。全てが油絵のようだ
フォード作品鑑賞3作目
ストーリー的にはちょっと乗り切れなかった部分も。「捜索者」「リバティ・バランスを射った男」と比較するのは酷というものか。しかしそれはストーリーのお話。
馬を捉えたショットは神懸かり的にキマっている。アクションシーンも半端ない、なんであれ程規模が大きいのに纏めきれるのか。
ジョン・ウェインがバーで今までの強き男から一転、弱い部分を見せるのがよかった。そしてそこからのグラス投げ。良い。
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の黄金コンビによる本格西部劇です。南北戦争のさなか、犬猿の仲である北軍の大佐と軍医が、いがみ合いながら南軍の拠点の破壊に挑むお話です。途中で出てきた少年兵たちが白虎隊の少年兵を彷彿させて、ちょっと観ていて嫌でした。昔の話だし戦争だから綺麗事が通らないのは分かってはいるのですがね。南北戦争も実際は悲惨だったらしいからヒロインの南部の女性がそんなには酷く扱われなかったのは良かった。足の手術の場面は目を覆いたくなります。西部の男の中の男ジョン・ウェインも悲鳴をあげます。
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