騎兵隊の作品情報・感想・評価

「騎兵隊」に投稿された感想・評価

小さな波が細かく映し出される湖。オープニングは美しい影絵のような騎兵隊の行進なのだが、影に限らず、馬が走ることで吹き荒れる砂埃もまたフォードにとって奥行きを表現するための道具である。フォードは美しい自然を撮り続けたが、そこにはまぎれもないフォード的な絵(風、青い空、砂埃、馬)が記されている。単なる偶然の産物である「自然」ではない。全てが油絵のようだ
フォード作品鑑賞3作目
ストーリー的にはちょっと乗り切れなかった部分も。「捜索者」「リバティ・バランスを射った男」と比較するのは酷というものか。しかしそれはストーリーのお話。
馬を捉えたショットは神懸かり的にキマっている。アクションシーンも半端ない、なんであれ程規模が大きいのに纏めきれるのか。
ジョン・ウェインがバーで今までの強き男から一転、弱い部分を見せるのがよかった。そしてそこからのグラス投げ。良い。
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の黄金コンビによる本格西部劇です。南北戦争のさなか、犬猿の仲である北軍の大佐と軍医が、いがみ合いながら南軍の拠点の破壊に挑むお話です。途中で出てきた少年兵たちが白虎隊の少年兵を彷彿させて、ちょっと観ていて嫌でした。昔の話だし戦争だから綺麗事が通らないのは分かってはいるのですがね。南北戦争も実際は悲惨だったらしいからヒロインの南部の女性がそんなには酷く扱われなかったのは良かった。足の手術の場面は目を覆いたくなります。西部の男の中の男ジョン・ウェインも悲鳴をあげます。
PalmaRosa

PalmaRosaの感想・評価

4.0
ヒューマニズムあふれる南北戦争もの(ちょっと矛盾?)
コメディ的でほのぼのしたところもあり楽しめた。
のん

のんの感想・評価

2.0

過去鑑賞。

壮大なスケールで描かれる南北戦争ものというか北軍の話。

どうも私はジョン・ウェインが嫌い。
なのでちょっとでも面白くないと思うとすごく面白くなく感じてしまう。

きっと当時は良作なのだろうけど…
tjr

tjrの感想・評価

3.8
燃えさかる列車、子ども部隊、騎兵隊に飛び込む大砲などのスペクタクルにやられる(やはりこういうのはシネスコサイズで観たい)。
ウィリアム・ホールデンのヤブ医者っぽさは拭い切れなかったが、ここでもウェインの漢気に惚れる。そんなウェインがバーで自分語りして隙を垣間見せるも、グラス破壊で強引に引き戻す演出の適切さ。コンスタンス・パワーズは池に落ちた直後が一番美しかった。
終盤の、一本の橋に動線を限定する事で生まれるエモさ。
kentaro

kentaroの感想・評価

-
極私的ジョンフォード祭り開催中。

・・・ですが、この映画は退屈だった、、、が、この
反復
平然となされる暴力
ボクシング
ウィット
極から極へ動く感情 と それによって近づく関係性

ジョンフォードらしさ(まだわからないが)が詰まった映画と言えるのかもしれない
記録
南北戦争を舞台に、騎兵隊の大佐と軍医との衝突と交友を描いたJ・フォードの代表作。南北戦争については僕はまだ勉強不足だが、これを観て南北の情勢がよく解る。そしてクロス・カッティングの使い方、カラーの艶めかしさなど見事であり、ラストも非常にいい。音楽もカッコいい作品だ。
誰が生き延びようと誰が死のうが、どうでもよさそうな(思い入れのない)冷たさにしびれる。一方的にまくし立てたあとグラスを割るほどブチ切れるジョン・ウェインが最高。フォード映画のなかでも好きな作品。
梅田

梅田の感想・評価

3.4
先日『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を鑑賞して変なイメージがついたせいかジョン・ウェインをまっすぐに見られなかった。笑
それは置いとくにしても、ちょっと行儀良すぎるかなと。どうやら僕はもっとアウトロー感を求めているらしい。ウィリアム・ホールデンの方がかっこいいし。
ただしクライマックスの橋の爆破からの流れるようなショットの切り替えと走り続ける馬の描写はさすがだなあと思う。
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