いちごブロンドの作品情報・感想・評価

「いちごブロンド」に投稿された感想・評価

常に落ち着きのないキャグニーが最高。輪投げ、犬と猫の追いかけっこ、歌で繋ぐオープニングもリタとキャグニーのデートシークエンスも勿論キャグニーとオリヴィアの初対面も全部素晴らしい。親父をバーから追い出すとこ笑った。ウインクとベンチとテーマソングが、忘れられない。
三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
映画はそれ程でもないが、終幕後、映画館でもう一度挿入歌を歌いましょうという演出がある。イェール大学だからYのTシャツか笑
犬と猫が追いかけっこしたり、ケンカするのは飼い主同士のケンカと同じなんだな。ブルマー・ガールは女性解放運動家のことなのか、知らなかった…。選挙権、人権、男女平等を叫ぶ女たちは面倒くさがられてたんだなぁ。タバコを吸う女も自分から攻めていく女も進歩的、そういう女は如何なものかとアメリカでも思われていたのか。冬は孤独になる、やはり普遍的なものだよな。オリヴィア・デ・ハビランド、この頃はキレイに見えるな。結局、いちごブロンドと結婚しなくてよかったのだ。金と富と美女を得ても性格は直らないし、リタも不幸せになった。初心な娘を演じ、軽い女に見られたくないと言っていた彼女は見る影もなくなり、今はタバコを吸う。出世しなくてもいい、幸せな家庭は金、富、権力では築けないということを示しているのだ。
ずっと楽しい!最高!
常に鳴ってる音楽によって今と過去を行き来した後の駄目押しのTHE ENDからの大合唱。
はらわたがよじれるほど笑った。
エミリーと出会ったベンチとエミリーと付き合うベンチとエミリーと再会するベンチ。次々と出会う場が変わるヴァージニアと異なり、エミリーとビフは同じ場所の反復で確実に関係を進める。ロマンチストだ〜。

亀裂の入る食事シーンの巻けないスパゲティや消える電気、そして暗闇でのヴァージニアのキス。
不協和音の畳み掛け方の鮮やかさ。
みんな流行に乗ってる風で乗れてないし、一人流行に乗るつもりもないエミリーが尊い。
chima

chimaの感想・評価

4.2
2018/5/11@ シネマヴェーラ渋谷

この映画が素晴らしいのは、2人が付き合いだしたのもモブが他の女の子にフラれたからとか、お互いわざと悪ぶってみたり喧嘩がやめられなかったり欠点も多かったのに、困難な状況をお互い支えあって、結果的に最高のパートナーになっていくところ。本当に可愛らしいし素敵。
モブは落ち着きなさ過ぎだけど。
モテ子なリタヘイワースが、自分が変わってしまったことを認めてたくましく生きていくのもまた人生。
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.5
スパゲッティが珍しかったり、床屋でのヒル治療の描写があったり、女性解放運動の話題(ネタとしてだが)が出てきたりと当時の世相が良く分かる。
古き良きハリウッドの佳作コメディ。
役者とストーリーに焦点が当てられてる感じで、特に映像的な見どころはないかな。
女性(特にヒロイン)は男性から見て都合の良い人物造形で不自然だが、まあ時代だろう。
そもそもリタ・ヘイワ―スよりハヴィランドの方が全然可愛いように思える。
最後に合唱しろとの指示がったが、当時はよくあったのだろうか。
ムチコ

ムチコの感想・評価

3.9
キャグニーがずっとカリカリしてて落ち着きなよと言いたくなる。八つ当たりばっかりしてる人物が歯医者という設定が一番ウケる。
オリヴィア・デ・ハヴィランドの美しいこと!
キャラクターが各人ずいぶんペラペラ(全員ツンデレ)ではないですかと思っていたが、リタ・ヘイワースは終盤株を上げてって、この人だけが人間らしいと思った。

でも最後のシンガロンはハッピーで、口ずさんじゃった。
リタ・ヘイワース目当てでみたけどオリヴィア・デ・ハヴィランドも同じくらいめちゃくちゃ美しくて美女2人が並ぶ画面は最高の贅沢。
まるでお手本のようなウインクはお見事。

人生は結果オーライ。
夢里村

夢里村の感想・評価

4.0
街、いぬのカット、ねこを追いかけるいぬ、を追うと蹄鉄を投げて遊んでいる主人公っていう導入のシークエンスが軽やかで好き。そんなに嫌な走りじゃない。ハヴィランドはねこに、いぬに構うなと声をかける。追う追わないから脱出して幸せになる、行く末をなんとなく示唆してるのかも。
馬の爆走、前のめりがめっちゃおもしろい。ていうか謎の爆走車があったけどなんなんだ? めっちゃおもしろい。

明かり灯しおじさん
ラオール・ウォルシュ×ジェームス・キャグニー『いちごブロンド』を観た。ジャンルはラブコメ、あまりに幸せな映画で素晴らしかった。コメディとしても秀逸で今まで観たコメディ映画の中でも断トツで笑った。
中盤あたりから、「あぁ、こっちの方が幸せなんだな…?」と気付き始め、10年前の回想が終わってからは最高だった。なんかジャック・ドゥミのシェルブールの雨傘のラストを思い出してしまった。
キャグニーが出所してから、家に行ったら奥さんがいなくて『此処だと思った』っていうくだりもよかった。大好きな漫画『海の闇、月の影』を思い出したし。

ラストに再度主題歌を入れていて、あそこで涙腺崩壊した。ほんと幸せな歌。帰りに主題歌を口笛吹いてる人がいてどの人かわかんなかったがハゲ同な気持ちだった。私はなんと口笛が吹けないので人に聞こえぬ声で歌いながらクソみたいな夜の渋谷のホテル街を歩いた。一人だったけどずっと幸せな気持ちだった。
問答無用に面白い。主人公が超克する話って滅茶苦茶好き。
過去をキッチリ清算した後、ダメ押しと言わんばかりに大学生軍団をボコボコにするの最高すぎでしょ。

あとハヴィランドは可愛いにも程がある。狂う。
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