『徒花』…咲いても実をつけない無駄な花。ソメイヨシノは接ぎ木とかでしか増やせられないから、それはまるでクローンの様
無機質な空間や美しい大自然の中で、生活感が殆どない美しい人たちが、ゆったりと静かに…
「それ」と呼ばれる医療用のクローン。
いろんな事を強制、矯正されて生きてきた主人公新次。
病になり、「それ」から移植を受ける前のカウンセリングが始まるが、新次は「それ」に会ってみることにする。
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テアトル新宿にて2回鑑賞。初回観た時は、正直細かい設定が気になったり細部が繋がらなくてウーン…って思ったけど、2回目では自分の疑問を回収・解消できて、きちんと映画として染み込んできてとても良かった。…
>>続きを読む近未来への警告か❓
あからさまに差別され診療不可とされる母子。
差別の基準とは?
看護師の服装逆行?
相津医師に病状を聞かされる新次。
治療方針としては『それ』を移植。
『それ』は上流階級(こ…
井浦新見たくて行った。
眠くなる、って見かけてたけど本当に眠くなった。
監督と井浦新の舞台挨拶があって、まぁ、そこでの話聞かなかったらもっと評価は低かったかな。
個人的には「わたしを離さないで」…
幸せとはなにか?人の尊厳とは何か?
本作を見終えてから、未だ頭の中が上手く整理できていない。
この整理できていない状況を書き留めておきたい。
"上流階層の人間への献体"という運命と共に生み出され…
映画を観た後に考えさせられることが沢山あった。頭を使う映画で個人的には好き。
新次もまほろもどっちも「それ」との境界が曖昧になっていく描写がすごく良かった。どちらも井浦さんが演じられているとは言え…
©︎2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/DISSIDENZ