ミリキタニの猫の作品情報・感想・評価

ミリキタニの猫2006年製作の映画)

THE CATS OF MIRIKITANI

上映日:2016年08月27日

製作国:

上映時間:74分

3.9

あらすじ

「ミリキタニの猫」に投稿された感想・評価

蒼

蒼の感想・評価

3.5
2018/2/8
なんという映画だろう。ちょっと言葉にならない。ひと一人の人生の奥深さ。リンダとの出会いがなければ、そして911がなければ、戦争に翻弄された彼の人生が知られることもなく、家族の消息を知ることもなく、ツールレイクで重荷を下ろすこともなかっただろうことを思うと、よく関わってくれる人がいたなぁと出会いの妙と感謝も感じる。「もう怒ってはない。思い出を通りすぎるだけ。」という言葉が印象的。この後も心安らかに画を描き続けたのだろうか?
最後が印象的。
人がなにかを赦すまでのストーリーを追ったドキュメンタリー
miu

miuの感想・評価

-
だいぶ前に大学の授業で鑑賞
NO JAPS WANTEDなんて家に書かれたら生きてけない
勝手に戦争が始まって、ただ生きたいだけなのに、さも戦犯みたいに扱われるなんて御免だよな、、ああ無情って思った
みな正義という最強の武器を使って悪を排斥しようとするけど、絶対悪なのか考える習慣を養っておかないと取り返しがつかなくなりそう
yamachi

yamachiの感想・評価

4.0
プライドと優しさと複雑な想い。

大切な物は大切にしようと思える作品。
ディー

ディーの感想・評価

4.5
授業にて。

歴史は繰り返される。
かつて米国が日本に対して行った事を、米国は繰り返そうとしていた。
無論、
日本では「真珠湾攻撃」や、アフガニスタンにおいては「911」といった原因を引き起こした「国家」や「思想」は悪ではない、と断言することが出来ない。
しかし、だからといって国家という曖昧な共同体に所存しているというだけで人々が断罪され、迫害される事はあってはならないと思う。
そのような迫害が生んだ怒りは怒りを生む。
これがこの世界から戦争が無くならない理由なのだろう。

しかし、
この映画中で良かった、救われたと思ったのは、アメリカという多様性の国において人々を迫害によって追い込む人もいれば、
それを救いうる人も存在したということ。
そして、ジミー·ミリキタニがそれに気付き、
救われた事。
そう、ドキュメンタリーでありながら、監督がジミー·ミリキタニの人生に介入する事によって、彼の人生を大きく変えている。
起こった事をそのまま映す、というドキュメンタリーという枠を越えて、監督の人間愛が起こす素晴らしいドラマを見ている様だった。

あとは純粋に、猫の絵が可愛かった
その裏に隠された悲痛な事実や歴史を考えると胸が痛くなるのだけれど。


もしも自分自身の身に、他人の不幸や怒りの矛先が向けられた時、自分は相手の立場から、自分自身の「怒り」と向き合って物事を考える事が出来るのだろうか。
と、色々と考えさせられる素晴らしい映画だった。
マミ

マミの感想・評価

-
旅行先で偶然観られた。真っ昼間だったせいか観客は私だけ。80歳を越えてニューヨークで路上生活する日系人画家のドキュメント映画。他人に頼ろうとしない精神力の強さにとにかく圧倒された。

これを観たボストン郊外にある映画館West Newton Cinemaにすっかり惚れた。1937年開館でレトロな雰囲気が最高。職員募集中だったので応募したい!と真剣に考えたほど。

帰りはボストン市内へどうやって戻ろうかと考えていたら、別の映画を観終えた夫婦が最寄りの駅まで車に乗せてくれた。その昔米軍三沢基地に14ヵ月駐在していたというギリシャ系アメリカ人のご主人はクロサワの大ファン。映画の話でめちゃくちゃ盛り上がった。駅で降ろしてもらうときに奥様から「知らない人の車に二度と乗っちゃ駄目よ。」とクギを刺されたのに笑った。
ミリキタニの時間が再び動き始める瞬間、それが彼の憎んでいたアメリカの力を借りて成されるところとかいろいろ泣ける。監督の人間愛がミリキタニの憎しみを解いていった。
編集もしゃしゃらんけど的確で泣ける要因のひとつ。
sa

saの感想・評価

3.8
歴史的背景とか色々考えさせられるけど、彼の描く絵が素敵なことと、途中鼻歌歌いながら作業してるシーンをみて、
うちのおじいちゃんみたい、って微笑ましくて、感情がダブって泣けた
かっこよかった
カツミ

カツミの感想・評価

3.8
感動とか感激とかでは無く、ただただミリキタニさんのアイデンティティに驚かされた。
心にのこった。
ドキュメンタリー映画の傑作だと思う。
人にはいろいろあるんだな。
映画の力で救われることもあるし、なにが起こるかわかんないね。