フランス。地方紙で働く女性写真家が死亡する。そして、18歳だった1980年代からの約20年間の人生を振り返っていく。
実際のニュース映像をミックスさせながらドラマが綴られていく、コラージュ的技法。…
コルシカ島の地方紙で働く女性写真家が、一室で電話しているファーストショット。海辺へと切り替わり、左パンして、主人公アントニアが観光客の写真を撮る。カットが入り、次はドリー(右)、そしてドリーインと、…
>>続きを読むコルシカ島の独立の機運が盛り上がった時代。
報道カメラマンとして関わること自体、闘争そのものから距離を置いている。
激化する抗争の中で過ぎていく青春の日々。
幼さの残る10代から、キリッとした目つ…
民族解放運動に揺れる20世紀後半のコルシカ島を舞台に、若き女性写真家アントニアと彼女を取り巻く人々の人生を描いた、コルシカ島出身のティエリー・ド・ペレッティ監督によるドラマ映画。原作は、同じくコルシ…
>>続きを読む何かや誰かの写真を撮るとき、そこに当事者としての自分が写っていないように、
同じコミュニティに属して、誰よりも近い距離にいるはずなのに感じる疎外感のようなものを主人公から感じました。
主人公を"彼…
交通事故で亡くなったカメラマンのアンドレアの人生を、彼女の写真と共に回想する
この映画知るまでコルシカ島の独立運動も言語も文化も知らず…
全編淡々と静かに進んでいく。
以下Q&Aメモーーーーー
✳…
ナレーションが誰なのかずっと気になっていたら途中で正体は判明したが、結局誰なのかよくわからず。
主役のアントニアに対して距離を感じ、最後まで彼女についてよくわからなかったのも「彼(シモン)のイメー…
東京国際映画祭にて鑑賞
その日は上映後に監督と主人公アントニア役の方が登壇し、コルシカ島について少しでも話を聞けたので、コルシカ独立運動の事を何も知らなかった鑑賞中と、トークショー後の感想がかなり…
©Les Films Velvet – ARTE France Cinéma