バーダー・マインホフ 理想の果てにの作品情報・感想・評価

「バーダー・マインホフ 理想の果てに」に投稿された感想・評価

mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

4.0
2016/12/17鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ドイツにも極左組織の赤軍があった事をこの作品で初めて知る。もともと左寄りだったジャーナリストが政府への怒りから過激派へと道を投じるものの、徐々に組織の理想とする未来像が見えなくなり、包囲網が狭まる中で主張の矛先が仲間内へと移っていく...組織が自己崩壊していったのはどこかの国も同じように見えるが(笑)。そんな彼らを殉教者として描くことなく冷徹に描いているので政治が主題でありながらイデオロギーの押しつけは感じられない。いわゆる「売れ線」映画ではないが、追い詰められた人間の心理描写としてはなかなか秀逸。
まが

まがの感想・評価

4.7
有名な俳優がたくさんでてる!この時代のことをもっと知りたくなった
☆☆☆★★

2009年8月4日 シネマライズ/UP theater
FukoShiomi

FukoShiomiの感想・評価

4.1
卒論関係でみました。

バーダーマインホフグループの成り立ちがわかりやすいな、本で読むより。

とかんじました😀
j_yoshio

j_yoshioの感想・評価

3.8
これまた2度目。大学の頃、思想とか宗教とかがテーマの映画観まくって、正義ってなんだろうとか考えてた。日本赤軍とドイツ赤軍、対比しながらみるととっても感慨深い、戦後共産主義の行方。

日本って国は右寄りの政党がずっと政権を担っているものの、東京に住んでると割と共産系の傾向が強いことに驚く。

シールズって今なにしてんのかな。
寂々兵

寂々兵の感想・評価

3.1
言うまでもなくドイツ版・実録連合赤軍(若松)、イデオロギーの暴走。砂漠での軍事訓練中に「ドイツの仕事は銀行強盗などの都市ゲリラだから砂漠の演習なんて無意味だ!」とごねるシーンが面白い。ゼロ年代ドイツ映画の至る所に現れるモーリッツ・ブライブトロイさん曰く"性の解放と革命は同義"らしいので、前半はおっぱいがバンバン登場する(というか全裸幼女のカットから始まる。良いのかこれ)
バーダー・マインホフ 鑑賞。

善し悪しはさておき、革命の時代ですね。
左翼思想家の女性記者ウルリケ・マインホフが反体制運動家の若者アンドレアス・バーダーと共にドイツ赤軍を設立し、過激派としての人生に身を投じていく。1967年から始まる、ドイツ赤軍の首謀者の活動を描いた実録映画。

アメリカのカウンター精神が飛び火するようなかたちで、革命の嵐が同時多発的に巻き起こっていた時分の物語。日本においても、同時期に連合赤軍が暗躍していた。

首謀者のアンドレアス・バーダーが単なる荒くれ者だというところに興味が集中する。頭脳明晰なリーダーを有していない過激派グループという点では、アメリカのヒッピーや日本の連合赤軍にも相通じるものがある。

本作はドイツ赤軍の反体制運動と、それに対する弾圧行為を記録映像的に描いたものに過ぎない。テロリズムの真理を汲み取らせるような内容にはなっていないので、当時の赤軍の原動力と存在意義を識るためには、本作の他にも文献などで考究を深める必要があるように思う。

初期の若松孝二作品とまったく同じ臭いがするところも興味深い。若い革命家のパッションは国境を超えるということを思い知らされる。
もけ

もけの感想・評価

3.4
友達におすすめされて鑑賞。
これをおすすめする方のセンスもすごいが、おすすめされてしっかり見た自分もなかなか頑張った気がする。

ドイツ赤軍バーダー・マインホフの結成から凋落までを描いている。
第二次大戦関係と東西冷戦、東西統一後あたりの映画は結構見てきたものの、この時代のものはあまり見ていないので(フォレスト・ガンプはあっさり気味だと思う)予備知識がなくなかなかすんなり飲み込めない部分もあった。
しかし、当時のニュース映像が挿入されるシーンを見て、激動の時代だということがよくわかった。

組織がどんどん過激化していく過程や、主要メンバーが投獄されてから、第二、第三世代のメンバーが暴走していく様は非常に興味深かった。
ドイツの映画は、こうした人間組織が荒れ果てていく姿を緊張感を持って描くのがうまいので好きだ。
人間が美しくない。むしろ醜い。その描き方が好きだ。
バーダー・マインホフのメンバーは、誰一人としてキレイに描かれておらず、引いた立場で見ていると、常軌を逸しているとしか思えないのだが、時代や思想、組織の渦に飲み込まれて後戻りできないまま過激化する様は、人間としてまったく理解不能というわけではなく、一歩間違えれば誰でも同じようなことをしかねないであろうし、時代が背中を押したらそうなるかもしれない。

決して楽しく見られる映画ではないのだが、終始惹きつけられるものがあり、150分と長めながらきちんと見られた。
この辺りの時代のことももう少し勉強しようと思った。
鑑賞後の達成感がすごい。
いい映画見たなあという感じ。

女性メンバーも銃をもってがんがん戦ってる姿には、ああ、なんかすごいなぁと思いました。
 DVDで一度見ているけれど、スターチャンネルで再見。結構面白い、でもドイツ現代史の知識がないのでよくわからない面もある。
 例えば「コーヒーをめぐる冒険」のトム・シリングがチョイ役で出演、タクシー・ドライバーな銃撃犯を演じるのだが(演出もちょっとそれっぽい)、この事件をきっかけに新聞社へのデモが起きる。多分その新聞社が普段右寄りな論調で、影響をうけて反戦運動のリーダーが襲われた、という理屈なのだろう。しかしこれという説明はない。
 RAF創設メンバーが捕まってからが結構長く、獄中劇の雰囲気も暗い。外では次世代メンバーが暴れまわるのだが、駆け足な展開が残念。そうせざるを得ないくらい色々な事件が起きている。女リーダーがカッコいい。
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