バーダー・マインホフ 理想の果てにの作品情報・感想・評価

「バーダー・マインホフ 理想の果てに」に投稿された感想・評価

バーダーは金髪の女性のことかと思っていたら、彼女は幹部だけれど、バーダーの恋人のエンスリンって人なんだね。
バーダー本人はすぐギャーギャー喚いて、全然理性的なところの無い男だったので、ドイツ赤軍のリーダーは、てっきり女性二人だと途中まで思っていました。

マインホフが、バーダーやエンスリンと知り合ったのって、既に30代だよね。
ジャーナリストとしてバリバリ自分の記事を誌面に発表して活躍している時に、こういう人達に影響受けちゃうんだ。
しかも、バーダーもマインホフもエンスリンも、学生ではなく、みんな既に子持ち。

マインホフは捕まってから仲間に反抗的になっていたけど、きっと自分のせいで子供をシリアの難民キャンプに入れて離れ離れになってしまった事とか、この頃に激しく後悔していたと思うよ。
他の二人は、自分の残してきた子供の事を思い出すことがあったのかどうか、不明だけど。

でも、これだけ銀行強盗したり、爆破事件起こしたりしたのに、メンバーの葬式のシーンを見ると、老若男女にかかわらず、まだ支持する人が居たんだね。
日本なんか、浅間山荘事件で若者もサァーと引いちゃったのに。

こういうテロリストのリーダーになる人って、自分が間違ってるかもしれないと微塵も疑わないよね。
そういう強気のところがカリスマ性がある様に見られて、弱い人達がついていっちゃうのかもしれないけど。

でも、捕まって獄中に入ると、マインホフもバーダーもエンスリンも、早く釈放される様に、少しでも自分の身が有利になるように、皆必死。
結局自分は常に安全なところに居たいんだよね。
しかし、ドイツ赤軍の第二世代が、彼らを獄中から助ける為に無茶苦茶な事をやり始めたので、反ってその望みは絶たれていく…。

まあ、「制服を着たやつは、みんな豚だ。死んで当然」と平気で書いてたんだから、自業自得だけどね。
『ファンファン大佐の隠し財産』No.51

今回はマルティナ•ゲデックさん✨

『善き人のためのソナタ』で知って、

見た目もタイプな女優さんですが、

目力がすごく、印象的な女優さんです✨


今作は、私が産まれる前の、

ドイツのテロを題材とした作品。


たぶんドイツでは有名な事件なんやろねー、

ある程度知ってる人でないと、よくわかんない(笑)



でも、すごくリアルに描いてるなーってのは伝わってきて、

それぞれの役者さんの迫真の演技には素晴らしいものがある。


あと、前半からエロい(笑)

昔のドイツでは、男女とも裸で日光浴って流行ってたのかなぁ??

最高のブームやなー(笑)💛



作品的には、ちょっと私には退屈な作品でした💦
ミサホ

ミサホの感想・評価

4.2
この手の映画は素晴らしいものが多い。何回も引っ張り出して観ています。
大好きな映画。人生をここまで人に委ねられるのは、時代や文化の違いもあるだろうけど、一所懸命生きている感じがした。
YUNA

YUNAの感想・評価

-
ドイツ赤軍バーダーマインホフの映画。
暴力で過激だけど、彼らの主張することはわからないわけではない。
牢獄に入ってからがまた長くて、ドイツってこんな時代があったんだと勉強になった。
見ごたえありすぎた。史実を描いた重たい映画だけどクライムスリラーとしても面白い。

ジャーナリストのウルリケ・マインホフと学生運動のリーダーのアンドレアス・バーダーが組んだことからバーダー・マインホフと呼ばれたそうで、彼らがドイツ赤軍(RAF)を結成、その軌跡を描く作品。

モーリッツ・ブライプトロイがバーダー役で出ている。ブルーノ・ガンツ、ハンナー・ヘルツシュプルングなどドイツ映画おなじみの俳優たちも。

まあとにかく過激。最初はそれこそ学生運動やデモって感じだったが、そこからどんどん同志を増やしていく。
バーダーの恋人も家に帰ると家族とともに過ごす。意外と普通の女の子では?と思ったのもつかの間。彼女がその過激な思想で親をまくし立てる姿は、彼女なりの芯があるにせよちょっとビックリ。
彼女もその後バーダーと過激な行動に走るわけだけど。

聞いたことある事件がいくつか出てくる。映画化もされたミュンヘンオリンピックの事件、ルフトハンザ航空機ハイジャック事件など。

断片的に聞き齧っていた情報がここでこういうふうに繋がっていたのかと。

RAFのメンバーは若手が多いこともあって、ちょいちょいドジを踏んだりヘマしたりするが、ストーリーが進むにつれどんどん恐ろしい存在になってくる。

国や警察に不信感ばかり募る者も多かっただけに、彼らの行動が英雄視されてるようにも見える。まるで「パブリック・エネミーズ」のデリンジャーのようだった。

過激な思想の中にある彼らの理想とは。彼らは望む社会を実現できたのか。彼らの訴えかけたことは伝わったのか。

こうなってしまうと国家側もテロ鎮圧最優先でその根拠となるものは後回しにされちゃう気がしないでもない。
RAFが誕生して勢力を広げある程度支持されていた事実を、ここまでになる前に国はもっともっと真剣に考えなければならなかった。

結末はわかっていても、こうやって見せられるとなんとも言えない気持ちになるな。
 重い映画である。

 西ドイツの革命組織「ドイツ赤軍(RAF)」の興亡を描いた作品。アンドレアス・バーダーとウルリケ・マインホフによって1968年に結党され、ふたりが獄中で不可解な死を遂げる1977年までのおよそ10年の歩みを描く。ふたりの獄死は公式には「自殺」として発表されたが、実は権力による謀殺ではないかという説は根強く囁かれている。 バーダー獄死のきっかけなり、パンタ&HALの楽曲「Audi 80」(『1980x』収録)のモチーフともなった「シュライヤー事件」も描かれる。監督は『クリスチーネ・F』を撮ったウーリー・エーデル。

 映画はなるべく過剰にドラマティックな演出やエモーショナルな描写を避け、起こった「事実」のみを淡々と積み重ねていくクールなドキュメント・タッチで描かれる。ここで描かれるエピソードがすべて「真実」かどうか判断する知識は私にはないけど、それにしても同時期の日本の学生運動や新左翼組織とはずいぶん違うと思ってしまった。冒頭がいきなりヌーディストビーチの場面で戸惑うけど、フリーセックスや性の解放、ロック、ドラッグといったヒッピー的ライフスタイルと政治運動家の日常が自然と結び付いていて、男女の関係も日本に比べればずっとリベラルに見える。英米の最新のロックで踊り、戯れにクルマから銃を乱射してはしゃぐという、まるで安いアメリカン・ニュー・シネマのような描写も、それが事実であるかどうかは別として、興味深い。日本の学生運動では英米のロックなんて「退廃・堕落したアメリカ帝国主義文化の象徴」ぐらいに思われていたし、内部での男女差別も当たり前だったようだし。学生でも銃が簡単に手に入ってしまうような環境ゆえ、自然にその活動は日本とは比較にならないぐらいどんどん過激化し先鋭化していくわけだが、その攻撃の矛先が権力に向かう以前に、セクト間の内ゲバや連合赤軍の「総括」のように味方(内部)に向かってしまい自壊してしまった日本に対して、あくまでも外部の権力に向かってくドイツでは、同じ「過激派」といってもずいぶん違う。だからこの映画は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(若松孝二)と比較するといいと思う。

 現在なら十把一絡げに「テロリスト」として片付けられてしまいそうな彼らの活動も、リアルタイムではそれなりに大衆の支持を受けていたからこそ、日本ではすっかり反権力運動が消滅してしまった70年代以降も続いていたわけで、その意味は今でも軽くない。

 重く暗い映画だしカタルシスも爽快感も微塵もないが、150分という上映時間であっても最後まで飽きずに引き込まれる。現代史を考えるにあたっては避けて通れない作品だった。
かずい

かずいの感想・評価

4.2
70年代に起きたドイツ赤軍のテロ事件。最終的には内部崩壊していくのだけれども、政府の圧政を批判しながらテロを起こすことが正義なのか。
過激派は日本ばかりでなく当時の流行だったのかもしれない。
映画の中で印象的に映し出されるマインホフのある種の苛立ちが、どこかでカルト的テロリスト集団になってしまった彼らの「行動」が資本制社会や強権的国家がふるう暴力のやり方となんら変わらないのだということを彼女が知っていることを仄めかしているが、例えば現在のパレスチナやミャンマーで人々に向けられている暴力に遠くから関心を向けることしかできない私たちが自身を省みるときに、マインホフとはやや異なるものの、同じような苛立ちを感じるのかもしれないという意味で彼女が書いたものを読んでみたいと思う。
TAKA

TAKAの感想・評価

3.6
最初は反政府組織みたいなデモするくらいだったのが、だんだんテロリスト化していった気がする。これはもう終わりないような気がする。

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