このレビューはネタバレを含みます
工場の完全閉鎖も移植失敗も予測し得る展開であり、人生の過酷さの描写でもあるとは思うのだが、端々から唐突さを感じた。
しかし、工場の労働者たちの音楽とプロオーケストラの音楽が兄弟の指揮によって一つの音…
感情の動きがない。葛藤や悩みの場面がない。心理描写を極端に排除して、性急に効率的に説明的な物語展開が進行する。だから、物語全体がどうしても嘘っぽいし、重さもない。さらに実弟の人物造形の説明臭さは呆れ…
>>続きを読む生き別れした兄てぃぼと弟ジミーの物語。
ラストは感動して泣いてしまった。
大好きなラヴェルのボレロが流れて最高。
映画としては、そこまで面白くなかったけど、伝えたいメッセージは良かった。
2人が…
シーンが断続的でのれなかった。ボレロに行くまで寄り道しすぎ。工場の楽団が兄の指導なくあそこまでうまくなれるとは思えない。ボレロは合唱にすると迫力が削がれてしまうので、あの終わりはそのポテンシャルを活…
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結構ダイジェストで進むんだなーと感じつつ見てた。
弟が絶対思うであろうことを吐き出したのは良かったけどその後がちょっとなあなあだなぁって考えてたら海でのあれできっっっっつとなったとこでのラストの初演…
物語はそこまで深く掘り下げた内容ではないけれど、気負わずサラッと観られる作品。
終盤のボレロの演奏シーンはとても印象的で、音楽がすべてを包み込むような余韻が残った。
物語は、ドナー探しの段階で今ま…
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