アラン・ギロディー監督『ミゼリコルディア』(2024)
下高井戸シネマにて鑑賞。
秘密を共有したときに深まる"親密さ"ー
かなり緻密な脚本と構成に驚いた。
刑事がやってきて事情聴取の中で潜めき…
予告とあらすじで気になって鑑賞。
ちょーーーっと期待値上がってたので「えっ。これで終わり!?」の印象が強い。
余白といえばそれまでなんだけど。
1回目の警察が寝室まで入ってきてたシーンは、罪悪感から…
神父の告解ってヴァンサンのことだったのだろうか…?
最後の死体を慈しむような場面はもしや…
ヴァンサンもよくわからない…主人公のことが好きだったのかなあ
前半の怒りのシーン見てたらトムアットザファ…
よく分かんないんだけど節々分かる〜という表現があり、特にワルスターの、自由に独身貴族を謳歌してると思いきやムラ内の体裁を気にしてるところとか質感あって良かった
終わり方もこの映画らしさがあって、普段…
誰も彼もが複雑な関係性で見ていて落ち着かなかった
1つ言えるのは皆自らの欲求に忠実でそのために殺人を庇ったりするなど超個人主義のフランスらしい出来だったように思う
恩師の弔問に訪れたらその息子から母…
村系作品、とでも言うべきか。カッコ良く言うなら、ヴィレッジミステリー。
『ガンニバル』とか『ミッドサマー』なんかも、よそ者が現れる事で始まる悲劇だが、この作品もそんなところ。
題名はイタリア語で「慈…
ミゼリコルディア=慈悲
神父がジェレミーを助けたのは慈悲なのか。
ご立派な言い分から死体遺棄を幇助する神父への嫌悪感は倫理違反からのものではなく。
ジェレミーは人の死を利用して他人の家に悠々と居…
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