ファスビンダーっぽいテーマと構成。
マチズムと権力による搾取はまんまとも言える。
ただマチズムはマヌエラが持つ性の揺れに、勿論彼女はゲイとして生きているが、纏わりつくようでその描き方は興味深いアプロ…
農園主が支配する村の、立ち退き間近な娼館を舞台とする群像劇。
チリ作家ホセ・ドノソ原作の映画化を果たせなかったブニュエルの意を継いだ経緯が、濃密構成と深い余韻へ結実。パワフルなオカマヒロインの悲運…
「TIFF メキシコの巨匠アルトゥーロ・リプステイン特集」で鑑賞。
大農園主ドン・アレホに支配され、文明から取り残された小さな村にある寂れた売春宿。オカマのダンサー、マヌエラとその娘が営む売春宿には…
色彩が秀逸。赤ピンクが多めでとてもきれいだった。あと、マッチョな男にうんざりした娼館のおばちゃんが、ゲイと女同士みたいなパートナー関係築きたいのよ、という話が妙に共感した。
#TIFF 6日目 1…
メキシコの巨匠アルトゥーロ・リプステイン監督の傑作のひとつ。とにかく登場人物のパワフルさが凄まじく、70年代のメキシコのカオスな雰囲気に圧倒された。頭ではなく身体で映画を体験させられた気がして、新鮮…
>>続きを読む欲望の眼差しの内面化がもたらす悲劇──東京国際映画祭2024ワールド・フォーカス部門。風俗宿で女装ダンスを披露するゲイのマヌエラの哀しい生き様。差別的・性的・搾取的な目線が組み込まれた物語で、登場人…
>>続きを読むたぶんメキシコが舞台なんだろうなってマカロニウエスタン観てると舗装されてない道と灰色の家だけの風景をよく見るんだけど、トラックとか写真とかで一応現代(撮影当時)とわかる以外はほぼマカロニウエスタンの…
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