サン★ロレンツォの夜の作品情報・感想・評価

「サン★ロレンツォの夜」に投稿された感想・評価

cinemaQ

cinemaQの感想・評価

4.0
とにかく登場人物が分かりにくくて、この人誰だっけとなりながら見る。
悲惨なエピソードもありつつも、淡々と進む。
回想の中でファンタジーな要素を入れてきたり物語る事への意識がすごく強い。
あるミステリー小説曰く、これは叙述トリックだそうだけど、ほんとかしら。
愛華

愛華の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ドイツ軍とそれから逃げるイタリア人(でもアメリカ人だ!って勘違いする)の会話で
Take me to America
I’ll take you to Brooklyn
Where is it?
(Showing a little snow globe of the Statue of Liberty)
が一番面白かった
てつじ

てつじの感想・評価

3.8
聖なる夜、母が寓話のように語る寝物語。幼な子が最後まで聴けるように、お伽話のように面白可笑しく語る。母が6歳の少女の時の悲劇、鮮烈な記憶。幼な子の記憶に残るように真実を伝承する。
yadakor

yadakorの感想・評価

2.0
登場人物が多いので、イタリア人でも関係理解するの難しいと思う
イタリア映画は好きなんだけど、今さらファシストに蹂躙される話見てもだいたいどこかでみたような映像だし特に感動はなかった
みるこ

みるこの感想・評価

2.3
シリアスな内容の中にも、コミカルな要素や和むシーンがあり、作り方が上手いと感じた。
過酷な状況の中でも無邪気に笑う少女。日常に戦争があるとはこのようなことなのか…
悲劇的な状況と展開をどこか寓話的な語り口で見せる。タヴィアーニ兄弟は、火薬をふんだんに使う監督ではないので、爆破シーンとかどうするのかといろいろ想像してしまった。
わたし、ダヴィアーニ兄弟と絶望的に合わないかも...。
昨夜に引き続き、こちらも自分的にハマらず。
素晴らしいロケーション、黄金色の小麦畑の中で繰り広げられる哀しい戦い(途中、おとぼけシーンもあり)、少女目線で描かれる空想シーンのコミカルさ、
ひとつひとつは好きなんだけれど、何かやはり陳腐さが漂う。
また、登場人物が多すぎて名前と顔が一致せず。
誰が誰とどんな関係でどんな理由で死んだのかもわからなかった(反省)

途中途中コミカルなシーンもあって笑いもあったけれど、やはり全体的に単調的。

でも、少女の可愛すぎる寄り目&変顔と、天気雨に希望を感じるところは好きだった!
第二次世界大戦中のイタリアで、アメリカ軍の到来を待ち、逃げる村の人々、そして解放されるまでの暫くを描く。

イタリア人らしく、ひと昔前の人々の日常や、親子の会話、新しく近しく知り合ったもの同士の会話を、逃げ惑いぶつかり合いながら、助け合いながら、命からがらに生き延びていく姿を描いた話。

銃撃戦の畑を逃げ延びながらも、イタリア人気質の飾らない人々をそのままの描いているので、日本の戦争映画にありがちな、ただただまじめに悲劇的に無くなっていく映画よりは、人間ドラマを真面目くさって描いていないので、まだ、救われる部分がある。
2018.5.12
美しい自然とは対称的に戦争によって逃れてきた人たちの暗い顔が印象的だった。
藤見緑

藤見緑の感想・評価

5.0
傑作。

古典との絡みは「はいはい、タヴィアーニですね」と思わざるを得ないところはあるのだが、それでも意味がある要素で、土と不可分なものなのだろう。

オメロアントヌッティの考えるポーズがひたすら可愛い。マルガリータロザーノは名優。


イタリアの混乱、必死の・どうしようもない殺し合い、災害のように降る官僚的殺戮、運と脚力がものを言う戦時中を子どもの視点を介して描写している。その描写の映像への転写のバランス取りがいかにもタヴィアーニらしくて、映画として最高に仕上がっている。


どうでもいいがタヴィアーニはいつもベッドシーンは足元真正面から撮るのね。
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