ルイスブニュエルの助監督でもあったアルトゥーロ・リプステインの作品を初めて鑑賞。
「籠の中の乙女」「悪い子バービー」「ブリグズビーベア」など家族監禁物の始祖になった作品で外部との接触を許さない父親が…
アルトゥーロ・リプステインは「メキシコ映画史上最高の巨匠」、「ブニュエルの正統継承者」だそうで、まだまだわたしには映画のことなどなにもわかっていないなと改めて思うなど。
今作は実際の事件を元にした、…
父により18年間幽閉され、殺鼠剤を作り続けた一家の実録物語。
世間の悪意から守るためと正義を掲げる父、盲信する母、家の外を知らず性の疼きを覚える姉弟。
出口なき日々を象徴する、雨降り続く中庭の灰…
TIFF2024。
今年のTIFFは結局これしか観れなかった…
友人に誘われて、名前すら知らなかったメキシコの巨匠、アルトゥーロ・リプスタイン監督作品初鑑賞。
たまげた。
すごく良かった。
メキ…
「TIFF メキシコの巨匠アルトゥーロ・リプステイン特集」で鑑賞。
1950年代にメキシコであった事件に基づく作品。
殺鼠剤を調合する一家の主人ガブリエルは、妻と3人の子供を18年に渡り自宅に閉じ込…
昔の作品だからかメキシコの作品だからか、自然さというより独特のテンポを持っている感じが新鮮だった。映画祭で見に来てよかったなと。
作品の内容としては期待以上の不快さだった。けどこれは褒め言葉で、この…
偏執狂の男が作り上げた、虚飾の城の崩壊。
『籠の中の乙女』や『悪い子バビー』などでも見られる、子ども(家族)を監禁する人間の先例。実話ベースとのこと。
被害妄想が激しく、一見社交的に見えて虚言癖のあ…
【男性としての尊厳喪失との戦い】
実際にあった、父が18年間邸宅に家族を軟禁した事件をモチーフに作られた映画。
とにかく父のメンタルのブレ具合が、一周回って痛快で笑えた。
あんまり説明的ではなく…