ザ・ルーム・ネクスト・ドアの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』に投稿された感想・評価

3.0

癌になり、自分の思うように死にたい患者と再会した友人2人の話

本作の主なテーマは安楽死であり、直接には触れないが、ニヒリズムを扱った作品でもある。

2役演じるのはティルダ・スウィントンらしいとこ…

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A
-
死を恐れない人間になりたい

観てる間は少し怖くなかったよ

'25.8.9

終末医療の話でありながら、ベトナム帰還兵のPTSDのことも語られる、
死に対する向き合い方は千差万別というか、間近で死を見たり自分に死が迫ったりするとそのことが人生の全てを上書きしてしまうんだと思う…

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4.3

死の恐怖と、
死ぬ時を選ぶ尊厳の話

余命宣告された戦争記者のマーサ
死を恐れる作家のイングリッド
ベトナム戦争から戻ってきてPTSDに苦しむフレッド
気候変動や世界政治に絶望する2人のかつての恋人…

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これから死を迎える人間とそれを見守る人間の心理が繊細に描かれている。とてもリアルで良かった。死を目前にすれば、フォークナーもヘミングウェイもどうでもよくなるんのだろう。

スペインの巨匠アルモドバルが安楽死をテーマに撮った1本。
いつもの情熱的な作風とは異なり、淡々と静かに“死”へと向かっていく構成が印象的。
希望や救いはほとんどなく、観終わったあとやるせない気持ちに…

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U子
3.6

死がすぐに近くあるのに、
それを忘れてしまいそうな
ポップなインテリアや色たち。
病室の壁ですらとてもかわいい。

友人に同じことを頼まれたら、
私ならどうするだろうと考えてしまった。
たぶん無理と…

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空腹
-
ハン・ガンが描く雪の表現を思い出す。悲劇を生きる方法は沢山ある。
Aoyoao
4.9

命と尊厳を2人の名優の演技で綴った、
ペドロ・アルモドバル監督の静謐な傑作。

ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーア。
病に侵された女性と彼女に寄り添う女性。
ジャーナリストとしての矜持、尊厳…

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原色の服も家具もインテリアも
憧れるほど綺麗で格好良い☆.*・


友だちに頼まれたら…
あんな風にできないな。

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