ブルータリストのネタバレレビュー・内容・結末

ほぼ前知識なしで鑑賞。ユダヤ人として二次大戦を生き延びてアメリカに渡り、ブルータリズムの建築家として代表作を残し、後年はその業績を人々に賞賛される。結果だけを見ると成功者のストーリーに思える。
しか…

画と音楽、演出はとても良い。ポスターにもなっている火花越しにタバコを吸っているシーンは特にかっこよい。ただ、ストーリーがなんとなく散り散りな感じ。インターミッションまでストーリーに組み込んでいたのは…

重厚。
3時間半だけど全く長く感じなかった。
重低音の劇伴が印象的で、ストーリーは実話を元にしていると錯覚するくらいだった。
難解で理解が追いつかないところもあった。
美術館鑑賞の映画というレビュー…

（完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい！）

質高い映画とは感じながら、描かれていない内容の是非について‥


（レビューが溜まっていたので短く）

今作の映画『ブルータリスト』は、ホロコ…

え、実在、しない！？
流石に実在の人物と想定して観ていたのに、良い裏切りだった。

骨粗鬆症の嫁がカッコ良過ぎるな。言語化の鬼で。
「誇らしいわ。抱いて」とか、
「私たちはどこにお金を払うの？　--…

何もないところから1人の建築家の歴史や建築哲学を作り上げる試みはとても野心的で素晴らしい。退廃的な世界観も好みだったが、胸に迫る場面があまりなかった。会話がハイコンテクストで隠喩的だったため、理解で…

ただただグロテスクなだけなのか？
それとも壮大な皮肉なのか？

美しくシンデレラストーリーだが
資本と迫害されたもの
現在も破壊され続けている西洋以外の文化　建築を思うと気がかりで仕方ない

現実の…

どれほど頑張っても、変えられない根本的な部分（今回はユダヤ人であること）が、一見親切そうな人々から　思いっきり拒絶されてる事実を痛感し、絶望するシーンが、本当に悲劇的...

また、命からがら迫害か…