古典を踏襲した内容と形式。ほどよい形式・構造への試み。ヨーロッパ寝台特急、スクリーンプロセス、パートカラー。形式的過ぎるジャンル映画のオマージュであることを拒否するような、観客を主人公として「You…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「ヨーロッパ三部作」鑑賞完了。本作が一番好き。尖ってはいたが映画としては未熟だった前二作をブラッシュアップしたような出来栄え。それでもまだ映画としては未熟ではあるし、十分尖っているのだが。しかし全体…
>>続きを読むあんまり凄さが分かっていないのか、この監督のフィルモグラフィとして考えるからいけないのか……リアプロとパートカラーの演出を素直に飲み込めず。リアプロに映る人間と、実際の空間での人間のやり取りという試…
>>続きを読む暗い映画です。
LVTっぽいカットはいくつかあって(遠近感を無視したり、モノクロで撮ってわざわざ後で着色した?みたいな)、よい変態っぷりも味わえるのですが、わかりやすいようで、わかりにくい、複雑な作…
全力で魅せる
ラース・フォン・トリアー監督による「ヨーロッパ三部作」最終章。セピア調の理解不能映画、現実と虚構がリンクするなんちゃってドキュメンタリー映画ときて今回。三部作の中で最も「映画」に…
2024_31
催眠術掛け逃げ映画
ラース・フォン・トリアー監督のヨーロッパ3部作の3作目。物語が整理されてかなり観やすくなっている印象。しかしそこはトリアー監督、らしさは薄まるどころか濃度は…
第二次世界大戦後のドイツを舞台に寝台列車の見習い車掌となったドイツ系アメリカ人の主人公の波乱に富んだ数ヶ月を描く。
ネタバレになるのであまり多くは書けないが、暗殺事件から、結婚とサスペンスからラブス…
ラース・フォン・トリアーの異色な才能が大爆発
やはり、彼の特徴である哲学的な語りのようなものが映画を通して入っており、モノクロとカラーがごちゃ混ぜになったパートカラーは私たちの頭まで混乱させます。…
トリアー監督初期の大傑作。
やっぱトリアーは本物の天才だと改めて認識した。
第二次世界大戦後のドイツが舞台。お上品な作風。
導入部分のセリフから催眠術っぽくて好き!
あのカウントダウンね。
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