長塚京三主演、筒井康隆原作、吉田大八監督作品。
はじまりから終わりまで、ずっと面白くドキドキしながら鑑賞。
ちょうど自分の老い、親の老いについて考えるお年頃なので、身につまされながら観ました。
…
品行方正な元大学教授
丁寧な暮らし、丁寧な所作、自分の心の奥底の欲望やちょっとした後悔などまるでなかったことのように優しい微笑みと優しい口調で誤魔化す
そして本当は本人こそがたくさんの誤魔化している…
[概要]
教師の仕事を引退し、妻も死に、貯蓄が尽きた時に自ら命を断つと決めている男性の孤独な日常を夢、妄想、現実を行き来しながら、この男にとっての「敵」とは?って話だと思う。
[感想]
上記の概要の…
妻に先立たれた元大学教授77歳。
祖父の代からのお屋敷を守り、貯金を崩しながら丁寧に暮らしている。
そんなインテリ老人を長塚京三が演じている。
ぴったり!!
淡々としているが全然退屈じゃない。
丁…
奥深く、色々な見解が出来る映画だった。
ホームページの監督、原作者、出演者の
コメントが良かった。
モノクロだけど料理が美味しそうだった。
改めて"死"について考える時間だった。
生涯家族の味方…
最強ジジイの前にどんな強敵が現れるんかなと思ったら、そんな映画じゃなかった。
自分がそんな年齢じゃないからやけど、「老い」って老いた人にしかわからん感覚があるんやろうなって思った。
この映画見て…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA